黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□happybirthdayto青峰
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「ったく、ざけんじゃねぇよ。
どんだけの威力発揮すんだよ、
お前はタイのキックボクサーか」



「だって大輝が…/////」



「んで?どこ行くの」



「あ!えっとね、大輝暑いの
やだって言ったから
水族館なんてどーかなって」




「ああ」



「いいの!?」




「いいも悪いもねぇだろ。
カヨワイオレを暴力で
ねじ伏せてつれまわしてんだろ」




「な、ワケ…」



大輝は大きい手で
あたしの頭にさわる。
見上げると大輝は鼻に少し
シワをよせてニカッと笑った。





…好き。大好き。







「しっかし夏はいいよな♪」



「何?」



「見ろよ、あの女ワキバラ見えそ」



「そんなトコ見んなっ」



「『ワキ』っていいよな。
ワキバラとかワキの下とかエロい」




「デート中よそ見するとか
ありえないし」




「だってお前のカッコ
だっせーんだもん。
もっと激しく出せよ。エロスを」




あたしこれでもがんばって
可愛いカッコしてきたのに!
露出か?アチコチ出せば良かったの?
変態。エロ。バカ大輝!




◆◇◆





「よう。おもしろくなかったのか?」



「……」


結局1日女の人ばかり
目移りする大輝のせいで
あたしはちっとも楽しくなかった。
口を開けばエロいコトばっかで。




「大輝……お誕生日おめでと
うっ……でも…ひ……っ…ぐす」



「なんで泣いてんだよ」



「帰る……ひっく」




「はぁ?」




「だって…だって…他の女の人ばっか
見てるし。それにエロばっかだし。
もっと見つめあったり、
手をつないだり……大輝と、
もっともっとロマンチックな
コトしたかったのに…うっく…ぐす」



こんなトコで泣きたくない。
なのにいったん出た涙は
勝手にどんどんもれてくる。



「………………しゃーねぇな。


んで?
何がしてぇんだよ?オヒメサマ。
お前の思うままに……」





大輝があたしの前に膝まずいて
手にキスをした。




「な?どうしたい?」




「だ、大輝…
あたし大好きなんだよ?//////」




「ああ、わかってる」




首に抱きついたあたしを
大輝はそのまま肩にかついで
立ち上がった。




「きゃ…やっ。おろしてっ」




「帰えんぞ。
お前の言うロマンチックは
後で飽きるほどやってやるから
とりあえずイッパツヤらせろ。
じゃねぇとおさまりつかねぇ。

あ、そうだ。なんならアレだ。
ロマンチックなセックスにすっか?
一石二鳥だろ」




大輝はあたしをかついだまま
スカートを少しめくり、
太モモを舐めてちゅっとキスをした。




「だっ、バカッ!ここ外!
…大輝のえっちッ//////」




「なぁ?俺、穂乃莉としか
セックスしたコトねぇし、
他でしてぇとも思わねぇから
いつでもオレの為に足広げとけ」



ダメだ。なにそのセリフ。
なのにその笑顔/////

きっとあたしは
広げっぱなしだと思うよ…大輝。






happyBirthday大輝♪



END 
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