黒子のバスケ*恋に落ちる夢
□happybirthdayto青峰
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「ねぇ明日土曜日一緒にいよ?」
「あ?」
「大輝誕生日でしょ。
だから一緒にいたくて…/////」
「誕生日とかどーでもいいわ。
でも1日こうして穂乃莉と
ベットでイチャつくんなら
考えなくもねぇけど?」
大輝はあたしの肩をぺろりと舐めた。
「ダメッ。その日は
そんなのダメなの/////」
「ハァ?いつも『もっともっと』ってヒーヒー喜んでんじゃねぇか。
さっきなんて……なぁ?
アレヤバかった。マジちょーエロ。
つーかさっきのカッコやれ。
もう一回見たくなった」
「ばっ/////」
あたしだって大輝とのえっちは好き。
もちろん大好きだよ。
だって大輝はスゴくうまくて
情熱的だし
嵐のように何度でもソノ場所へ
連れてってくれるから。
「デートしたいの。お外で」
「だりーな。外とかあちぃし」
「行きたいの!スゴく行きたいの!
あたし大輝と行きたいんだから!
ってゆーか行く!
もう絶対行く!決定!」
「おー、鼻息すげぇ」
「バカ/////マジメに聞いて!」
「もうイッパツ穂乃莉をイカせてから考える」
「だ、大輝………やっ…ちょ/////」
「やじゃねーつの」
大輝の大きな手が
あたしの後頭部を押さえ
噛みつくように唇を重ねた。
舌を強引に押しこみからませる。
あたしはいつも大輝の言うなりだ……
◆◇◆
「おっじゃましまーす!」
土曜日10時。
今日はがんばった。
メイクも服もキメたっ!
後は大輝をムリヤリにでも
着替えさせてお外に連れ出すのだ!
えっちばっかりじゃなくて
フツーにデートして
手をつないで
大好きだよって言い合って
ロマンチックに過ごすのだ♪
「大輝いつまで寝てるの?
……大輝………大輝ってばっ」
ひっぱられ転がされ
大輝の腕の中にすっぽり
抱きしめられてしまった。
大輝の右足があたしの腰のあたりで
カッチリホールドされて動けない。
「ん……穂乃莉……
穂乃莉好きだ……」
寝起きの大輝の声は甘くかすれて
あたしは何だかきゅんとして
泣きそうになる。
「やっ、待って。大輝…っ。
おうちの人…んっ……んっ」
唇を奪われ大輝の舌が
あたしの舌を容赦なく
追いかけてくる。
「そろそろ出掛けっから心配ねぇ」
「ん…ふっ……」
「起きてすぐヤれるなんて最高だわ」
バッカバカバカバカ!
「やだっ…やめっ…大輝」
「ぐっ…ぼふぉっっ」
あたしは大輝のお腹を蹴りあげた。