黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□青峰vs火神のみみっちい戦い
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「穂乃莉、帰りアイス食ってくか?
買ってやるから!な?」



「うん♪」



「アイス好きか?」



「うん、スキ!」



「オ、オレは…すすす、好きか?」



「うん、スキ」←どう考えてもただの友達として



「そ、そっか/////
じゃ、手でもつないでみ……」



「よぉ、火神。
オレの穂乃莉とこんなトコで
何してんだ」



「クソ死ね、青峰。
てめーは何でいつもオレと穂乃莉が
いいフンイキだと現れやがる。
ストーカーか?
ストーキング月間か?」



「いいフンイキだと?
バカ言ってんじゃねぇよ。
オレと穂乃莉は
運命の赤い糸で結ばれてんだよ。
だからトーゼン
引き寄せあっちまうんだよ」



「ケッ、何が運命だ。
青峰正気か?乙女かよ。
しかも完全マチブセだよな?
オトナシイ穂乃莉が怖がんだろ。
てめーは学校も違うし
家もここから遥か遠くじゃねーか」



「引っ越した」



「ウソつくんじゃねーよ!
どこだよ、言ってみろ」



「どこってダイタイあそこら辺」



「何だ、そのアバウトな説明は。
てめーが指さしたあたりは
公園じゃねーか。
ホームレスか。お前は。
そうじゃねぇなら連れてけ。
イマスグてめーんち連れてけ」



「穂乃莉だけなら連れてくけど、
てめーは遠慮しろ。
変なマユゲは入れるなと
代々言い伝えられてる。
たたられたらやだ」



「テキトーなウソ…
って青峰、穂乃莉の腰なんか
抱くんじゃねぇ!このクソエロ峰!」



「穂乃莉…お前の好きな
桃パフェ食いに行くぞ。
桃パフェ好きだろ。
おごってやるから」



「うん、スキ!」



「トーゼンオレも好きだよな」



「うん、スキ」←あきらかただの友達として



「聞いたか、火神!」



「バカめ、さっきオレも穂乃莉に
好きって言われたんだよ。
穂乃莉の声の調子から察するに
オレのが100倍は
好き度が高かったな」



「なワケねぇだろ。
今の穂乃莉のスキの後にはな
『大輝あたしのおっぱい
見せてあげる』って続いてんだよ。
テレちゃって口に出せねーだけで」



「キモ。お前キモ!
どんだけ妄想ふくらませてんの?
穂乃莉がお前なんかに
おっぱいを見せるワケねーだろ!
大丈夫か?気をしっかり持て」



「女心のわかんねーヤツだな。
穂乃莉のスキは
レベル的に言ったらお前Lv5。
オレ、カンスト」



「バカ言ってんじゃねぇよ!
何でてめーがカンストなんだよ!
オレのLv5は転生だから。
転生して大賢者レベルだから」




「あー、はいはい。
大賢者様、オレの穂乃莉から
離れてクダサーイ。
肩から手ぇ離せ。なれなれしく
さわんないでくんない?」



「てめーこそ
その腰にあてがった手を離しやがれ」



「んにゃろ。やんのか?コラ」



「上等じゃねぇか!」






「あ!赤司っ!赤司ーーっ!!」



「やあ、穂乃莉」



「いつこっち帰ってきたの?」



「今日だ。日曜の夜までは
こっちにいる」



「ホントッ!?じゃあ、じゃあ
何か食べに行こ?
あたし何っでもおごるし!」



「穂乃莉の作った湯豆腐がいいな」


「やーん♪
じゃ赤司んち行っちゃう!」




「穂乃莉、アイツらはいいのか?」


「あ、青峰と火神?
うん、全然いい!」


「穂乃莉?僕が好きかい」



「ダイスキ!ダイスキ!
ちょーダイスキ!!」



「あはは
そんなにしがみつくなって。
可愛いな、穂乃莉は。
今夜は穂乃莉を帰せなくなりそうだ」



「絶対帰らないよ!
ねぇ?赤司、赤司
こないだのアレまたして/////」



「仕方のないコだ。帰ったら
可愛くおねだりするんだぞ。
……じゃあ、行くか」



「うん♪早く早くぅ」


「ほらほら
そんなはしゃぐと転ぶぞ」








「……」



「……」



「クソッ!赤司のヤロー
オレら見て半笑いしたよな」



「こないだのアレって何だよ!
アイツオレのおっぱいに
何してやがんだ」



「青峰、てめーのじゃねぇ。
オレんだ。
むしろてめーのおっぱいだったコトは
一度もねぇ」



「そこまでゆーなら
穂乃莉のおっぱいに
聞くまでだ。
トーゼンオレのだけどな」



「笑わせんじゃねぇよ。
てめーにさわられても
ヘタクソすぎて穂乃莉が
ゲロ吐くわ」



「穂乃莉がゲロ?
やっべゾクゾクするぜ!
わかるか?コノ童●火神が」



「バッ、オレはすげぇ上手いんだよ!
穂乃莉を
メロメロにしてやるテクがある」



「ヘェ、ソウスカ。
サスガスゲー大賢者様〜」



「なめんな。殺すぞ、ハゲ」



「誰がハゲだ。
どっちが早く穂乃莉を
イカせるか勝負すっか、コラ」



「おー、やってやんぜ!!」



「………」


「………」





「「……あ、赤司が
帰ってからだ…な。うん。」」






END 

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