黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□空気の読めないワンコ
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「へぇー
穂乃莉ちゃんってゆーんスか。
オレ黄瀬涼太」




「知ってるー♪
青峰スゴいね!
黄瀬涼太と知り合いなんて。
あ、呼び捨てしちゃった。
ごめんね」



「いーんスよ。
涼太って呼んでくれても」



「いやぁ。
そんなおそれおおい…/////」




「このくそアマ
赤くなってんじゃねぇよ」




「青峰っちは相変わらずっスね。
女の子には優しくするもんっス」




「くだらね」




「ふたりでこんなトコで
デートっスか?
まさかの青峰っちのカノジョ?」




「やだー、違うって。全然違う。
さっきまでさつきも一緒いたの」




「テツ見てすっ飛んでった」




「相変わらずっスね、桃っちも」




「んじゃ、」




「おー、じゃあな。
とっとと帰れ」




「違うっス!
穂乃莉ちゃん
青峰っちのカノジョじゃねぇなら
オレとオトモダチから
仲よくしてほしーっス。どぉ?」




「どぉ?じゃねーよ。
てめーは発情期か。
ダレカレ構わず
なつくんじゃねぇよ」




「ひでー。青峰っち!
ダレカレ構わずなんて
オレそんな男じゃねぇし。
オレだって穂乃莉ちゃん
マジで可愛いと思ったから
言ったに決まってるじゃん!
穂乃莉ちゃん ハンパねぇ
ちょー可愛いっス」




「ハッ、そーでもねぇだろ?
ブサイクじゃね?
やめとけ。
モデルのお前には
こんなフツーの女…
いや以下の女は似合わねぇ」




「なんなんスか。さっきから。
あ、実は青峰っちも
狙ってるとか?
好きなんスか?」




「す、好きなワケねーだろっ
見ろ、こんなヤツを
好きになる要素が
1_でもあるのか?
お前はド近眼か!
メガネを買えっ」




「そースか?
まぁ、青峰っちは
乳がデカけりゃいースもんね?
好みは人それぞれっスからね。
しかしオレ穂乃莉ちゃん
ドストライクっス!
ちょーど真ん中♪
本当に可愛い!
手も白くてちっこくて柔らかい♪
どこもかしこも可愛いんスねっっ
この後オレと帰んねースか?
送ってくんで」




「黄〜瀬〜…さわんじゃねぇよ。
お前は  んとにバカだな。
まれに見るバカだ。
バカの頂点だ」




「なんスか……青峰っち」




「コイツはな
男も寄り付かない女なんだぞ
(オレがにらみきかすからだけど)
見ろ、このブサイクぶり。
ハンパねぇだろ!
こんな女いるか?
いや、女じゃねーだろ。
ブサイクの上に
性格も悪りィんだよ。
ムダ毛の処理だって
ぜってぇ甘めぇ。
パンツから
はみ出してるに違いねぇ。
萎えるよな?常識的に!
こんなの選ぶんじゃねーよ!
一生の失敗だぞ!
いいのか?そんな失敗しても。
モデルの仕事がなくなんぞ?

(穂乃莉はオレが
最終引き取って
一生面倒みんだから
余計なコトすんじゃねぇよ!
空気読め!!)

わかったか?
わかったよなっ!?」




「そ、そーなんスか……?
なんか青峰っち必死っスね…………」




「青峰………
あたしはよーーっくわかったわ。
青峰があたしを
ちょーブサイクの上性格も悪くて
ムダ毛バンバンはやした
女とも思えない女だって思ってるってコト。
…………どうっ!?」




「ブハッ…ちょ、ゴホゴホッ
穂乃莉ちゃん!
落ち着くっス!!」



「バッ、なにしてんだっ 穂乃莉!
早くスカート下ろせ!
黄瀬目ぇつむれ!
見んじゃねぇ!!」




「うわぁぁああ!
いってーっス!!
目つぶし!入った!
モロ入ったっス!青峰っち!」




「あーもう。うるさいうるさい!
青峰?これが一生の失敗?
もうあたしに話しかけないでね。
こらから一生。死ぬまで。

大っ嫌い!地獄に落ちろ!
死ね青峰!!」




「あ、いや、待てっ……ぉぃ」




「あーあ。
目ちょー痛かったっス…。
あれ?
穂乃莉ちゃん行っちゃったっスか?


青峰っち〜。それにしても
穂乃莉ちゃん
パンツまで可愛かったっスね!
ねッ♪」




「黄瀬……てめーは殺す。
イマスグ殺す!」




「青峰っち  なんなんスか?
なに泣いてんスか???」





END

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