黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□最高潮
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青峰は合宿で
夏休みだとゆーのに二週間会えない。


と言っても、もう今日が
14日目で明日には
青峰が帰ってくる。



あたしは少し
いや、かなり怒っている。


青峰からは合宿中一度も
メールが来なかった。

青峰はそゆのめんどくがるから
メールはいいとしても
電話くらいしてほしかった。



あたしの好きがたくさんで
青峰はいつも自由で
あたしはいつもガマンする。


でもガマンばっかりして
青峰の顔色ばっかうかがうのは
もういや。


あたしだって絶対絶対
次会ったら文句言ってやる!




『穂乃莉…お前の声が聞きたかった』


『早く会いてぇな』


『会ったらソッコー
キスしていいか?』




言わない青峰の甘い言葉を
勝手に妄想して
きゅんとして切なくて…



会いたいよ……青峰。









〜♪♪   〜♪♪


ケータイがなる。
あたしのカラダが
ビクンと跳ねる。

やだ、ちょーびっくりするっ。
な、なに?こんな時間。



時計を見ると夜中12時は
とっくに過ぎて
もう1時に近い。


画面には
『青峰 大輝』と表示が出てる。


あたしはドキッとして心臓がイキオイよく動き出した。



これだけでさっきまでの怒りも
寂しいキモチも
イッペンにどうでもよくなる。



ドクッ ドクッ ドクッ ドクッ



「ぁ青峰………?」








◆◇◆



青峰side




穂乃莉とさつきが
オレの目の前に並んで
マジメに部活をやれって
ピーピーほっぺたふくらまして
抗議するから
めんどくせーけど合宿
2週間行く事に決めた。



ったく、どーだよ?穂乃莉
満足か?



明日帰る予定を今日の夜にしろと
今吉に言ったらあのヤロー
えげつねぇトレーニング
提示しやがって
ヘラヘラ笑いながら
これが出来たら帰ってええよと
ぬかすから
トーゼンヨユウでこなして
オレは今ここにいる。




見下ろせば
ヨレヨレの桐皇ジャージに
ズタボロのオレ。



(だせぇ)



今まで穂乃莉には
カッコ悪りィとこは
ぜってぇ見せないように
してきたんだよ、オレは。



クソッ。今吉、次会ったら
ぶっ殺す!




ケータイを取りだし
穂乃莉に電話をする。





「ぁ青峰……?」



ああ。やっぱ穂乃莉…
お前だわ。
可愛い声がオレを呼んだ。




「ここ開けろ」




「ここ?」




「玄関」


「ちょっ!
どこにいるのっっ!?」




「お前んち」




「青峰、明日
帰ってくんじゃなかったの?
な、何しに来たの?
こんな夜中に」




「セックスしに来た……」



「え、な?バカでしょ!青峰!
なに言って……
おおお、親いるしっ……//////」




「わかってる。
だからピンポンするワケにも
いかねぇし
こーやって電話してんだろ。
でけー声出すんじゃねぇよ。
開けろ早く」



「ダ、ダメだよ……青峰」



「うっせ。ダメじゃねぇだろ?」



「だって……親起きちゃうし
あの……するって////ダメ…」




「穂乃莉………」




「…っ/////」




「穂乃莉…
オレを中に入れて」



(オレをお前のナカに入れて)





END 

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