黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□1日1♡
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「日向みーっけ♪」



あたしは日向の腕にしがみつく。



「ぅおっ!?
どーした?神緒」



「やだ、日向。
名前で呼んでって
言ってるじゃないの。
このテレ屋さんっ」



「ダァホ!テレてねっつの。
ダイイチそんなカノジョみたいな
コトできっか!」



「リコのコトたまに
呼んでるじゃん!
じゃなに?
リコはカノジョなの?」



「バッ、ちげぇよ!」



「ふーん。
ちなみにあたしは日向の
カノジョでもいいよ。
ってゆーかなりたい!
そうして!カノジョにしてっ!
ね?ね?」




胸をもぎゅーっと押しつける。

きっと日向もわかったよね?

日向はメガネをクイッと中指で
もちあげて
真っ赤になって上を向いた。




「そんなコト軽く
言うモンじゃねぇんだぞ?
神緒、男はな?
みんなスケベなコト
考えてんだからな。
オレだからいいようなものの…」



「え?なに?日向
まさか今イヤらしいコト
考えたの?」



「ダァ、なっ、
なに言ってんだよ!神緒!
かかか、
考えるわきゃねーだろーが!!」



「あ、日向目つむって!」



「………?」

怪訝な顔しながらも
目をつむる日向が
もー可愛くてたまんない!

「さっき何考えたの?もしかしてコレ?」

胸を少し押しつける。

「〜〜っ!!!//////」


「動揺してるし」


「どどどど
動揺なんてしてねぇし!
ダイタイお前はアレなんだよ!
か、軽すぎんだよっ」



軽くなんてないんだけどな。
あたしは入学して
日向が変な頭してる時から
ずっとずーーっと
日向が好きだったんだよ?

なーんも知らないクセに。





「んだよ?急に黙んじゃねぇよ」


「呼んで…?日向」


「あ?」



あたしは両手で抱きしめてる
日向の腕に更に力を込めて
ぎゅーっと抱きつく。



そして上目遣いで
日向を見上げる。



「お願いっ」




神様どーかこのさっきから
女をむき出したキモチ悪い行為が
日向にだけには
可愛く見えますよーにっ!




「ね?」



「チッ、ったく
い、一日一回くれぇなら
呼んでやらねぇコトもねぇ」



「ホント?うんっ♪ウレシイ!
スゴくウレシイよ、日向!」



「………………ハァ」



「…………/////」



「あー……ゴホッ、んん!
………っ…穂乃莉…//////」



「はいっ/////」



可愛い日向。
あたしもタイガイ真っ赤だけど
日向耳まで真っ赤だよ?



「大好きっ♪」



「ちょっ、こんなトコで
抱きつくんじゃねーよっ/////
ダァホ!!」



だってどーしょもなく
日向が大好き。

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