黒子のバスケ*恋に落ちる夢

□ガマンの限界まで
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「なぁ、穂乃莉……
やべぇな。お前見てると
たまんねーキモチになる」


「青峰……」


「ヤらせろ。
一生愛してやっから」


「あん……やっ……
だ、めっ…あお、みっ」






◆◇◆




「…みたいな感じで
お願いします!」


「なんだそら。
B級官能小説か?」





青峰に告って嘘みたいに
あっさりOKをもらったまでは
いいのだけど
青峰、女の子と付き合ったコト
あんのかな?


だって、なんかその…
言われてる割りには
エロ峰でもなけりゃ普通?
いや、小学生並と言ったら
殺されるだろうか?



「青峰は、ないのっ!?」


「あ?なにが?」


「だから……その、
抑えきれない衝動ってゆーか
その…アレ的な?」


「穂乃莉相手にか?」


バカにするようにニヤリと
あたしを見て青峰は笑った。


「……っ/////そそそ、そーだよっ!
い、いちおいちおでも
青峰のカノジョなんだよね?
あたしっ。
大丈夫だよねっ!?」


「ああ」


青峰は目を細めて微笑んで
あたしの頭を
ぐしゃぐしゃになでた。




その先に進む
フンイキにはならない。
どーしてだ?
なに?青峰。病気?


あたしはムラッと
するんですけど。
その濃い蒼い髪に指を差し入れて
グッチャグチャに乱したい。
あんたイッタイナニ人?
みたいな色をした
ココア色のなめらかな肌を
舐めまわしたい。

泣いちゃいそうなんですけど
ダイスキすぎて。

正直青峰のカノジョになれて
浮かれすぎてるのもわかってる。

まさに有頂天。

絶対あたしのモノになるなんて
思わなかったから。

だから、止めらんない。
そんな人を発情させる
エロスな見た目をしてる
青峰、お前が悪い。


「なら、オシリだけ
ちょっとなでらして/////」


「ハァ?なでらすかっ。
なんだつーの?さっきから。
お前は痴女か」


「チッ、ケチケチしやがって!
オシリくらいさわったって
減るもんじゃないじゃんっ」


「減る 。
男としての威厳が減る気がする」


「こ、これじゃまるで
『入れないから。
絶対全部は入れないから。
先っちょだけ、
ちょっとだけ入れさして』
みたいに
なってんじゃないのさ!
バカ!死ね!アホ峰!!」


あたしは号泣しながら
廊下を猛ダッシュで走った。



「全く意味わかんねーけど
穂乃莉は元気イッパイだな」
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