進撃の巨人*甘く溶ける夢

□暴君の過剰な愛情6
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「どーしたんですか?リヴァイ兵長
元気ないじゃないですか」



「ユキ…お前
俺の盗撮カメラどーした?」



「あ…と、アレ捨てました」



「なっ!てめぇ、マジで死にやがれ
俺が苦労に苦労を重ね設置した
高性能カメラを捨てたのか」



「兵長こそイッペン
死んだらどーですかっ」



「もういい。わかった、わかった。
ユキがそこまで言うなら
許してやらなくもない」



「人の話を……「では選べ」



「はぁ?何です?
もぉ。次から次へと」




「メイド、ナース、セーラー服に
体操着にスク水色々用意してみた」



「はいはい、
着てみりゃあいんですね」



「バカヤロ、
簡単に脱ぐんじゃねぇ。このクソが」



「な、なんなんですかっ」




「恥じらえ。そして9割いやがれ。
俺はな、いやがるけど最終
恥ずかしさに耐え俺の為に
着替えるそんなユキの姿が
見てぇんだよ。ったく。

そんなノリノリで着替えるバカが
どこにいる。やり直せ、今すぐ」



「……クソめんどくさっ」



「何か聞こえたが」



「聞こえるように
言ったんですよっ!」



「………ん?」



「え?」



「ユキ、
このゴミ箱で輝いてるモノはなんだ」



「輝いてる?
……………あの輝いてはいませんよ。
デンセンしちゃった
ストッキングだし」




「捨ててあるんだな?おい。
捨てたんだな?」



「あ!いや、す…捨ててませんからっ
…さわらないで!」



「ってぇな、指折れる。手ぇ離せ。
このブタが。
捨ててあるんじゃねぇならなんだ」



「か、飾ってあるとか…?」



「くれ」



「やです」



「てめぇはどうゆう思考回路だ?
地球に優しくねぇ女だな。
リサイクルって言葉を知ってるか?
しかも世の中にはパンストを
はきたくてもはけないマズシイ
パンスト不足の国もあんだよ。
てめぇがよけりゃそれでいいのか?
パンストポイポイ捨てんじゃねぇよ。
お前は悪魔か?悪魔の所業か?
…っつーコトで俺はこれを今から
このパンストを持って
『パンストリサイクル協会』へ
寄付してくる。いいか?
誤解のないよう言っておく。
俺のためじゃねぇ。
ヨノタメヒトノタメだ。
わかるか?……じゃ」



「ウソだ、カンペキウソだ」



END 

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