進撃の巨人*甘く溶ける夢

□それはダイスキというコト
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「可愛いな。真っ赤になって」


「かっ、か可愛くなんてないですっ」


「そんなに俺が好きか?」


「……は……ぃ…///////」


「声が小さくて聞こえなかった」


「好き……」


「へぇ…なら証明しろ」


「証明?証明って」


「そうだな、
自分からしてみるとか?」


「し、してみるって何を……」


「わかりきってるコト聞くな」


「い…やっ……わかりません。
リヴァイ兵長顔…近い………」



「わからない?
わからないなら何でそんなに
真っ赤になる」

イジワルそうにニヤッと笑う。



ああ、リヴァイ兵長。
なんてカッコいいのっ。
近づく。
リヴァイ兵長の息が
あたしの唇にかかる。




あたしはリヴァイ兵長の唇を
指でふれてみる。

リヴァイ兵長は迷うふうでもなく
あたしの指を口にふくんだ。



「どうする」



あーはー。
殺す気ですか?瞬殺ですか?
そんな近くで見つめられたら
理性も何もぶっとんで
あたしは唇を押しつけむさぼるようにリヴァイ兵長を
味わうしかないでしょ。







……………あれ?
えっと……
なんだ、その……




やっぱいいや。




……………いや、待て。







「んあっっ!…あっ!」


「ユキはココ噛まれるのがいいのか」







キスしてる時も思ったけど
もしかしてリヴァイ兵長………………





ヘタクソですか?
ドヘタですかぁぁああ!?







言わせてもらうとするならば
イキナリ胸をワシヅカミ?
ねーよ!
できれば首筋にキスして。
そゆのってスゴく感じるし
高まるじゃん。
髪に指を差し入れたり
耳元で囁いたりするしょ、フツー。



でもリヴァイ兵長ってSっぽいし
こんなのもアリ?
いやいや、ないから。
痛いだけだから。
しかもピンポイント過ぎ。

イマドキエロビだって
前置き長いし。




乳首は強く噛みすぎで痛い。
ヒリヒリしてきっと血出てる。
間違いない。
まさか食いちぎる気じゃ
ないでしょーね。

足の間にもぐり込み
あふれるあたしのを吸ってるけど
ソレ吸いすぎじゃない?
さっきそれとなくさわったら
あたしのソコ変形するくらい
膨れちゃって
恐怖すら感じたましたけどっ。
ソレ、アレだよね。
どんだけの吸引力だっつー話だけど。


デカい声がでちゃうのは
いいんじゃなくて痛いの!
ちょー痛いから!

どんだけヘタよっ。
入れても良くない。
どんだけヘタよっ。
入れても良くない。
繰り返しちゃった……。


ムリに変な体勢でヤろうとするから
骨折する。
あたしそんな
軟体動物じゃないんだから
曲がらないつーの!



しかも自分本意で
一人で汗たらして
一人でハァハァで
あっとゆー間にイッちゃった。
ない。ありえない。


なに?ソレ。どんなプレイですかっ。





なのに

「…ユキ」
って少し息をきらしながら
あたしの名前を呼ぶ
甘くかすれた声が………


「よがりすぎだろ」
なんて見たこともないような
ちょっと照れてたそのドヤな顔が………




クソ可愛い。
チクショー!クソ可愛すぎ!!!



「だってリヴァイ兵長スッゴく
よかったんだもん/////」




人類最悪くらいよくない上に
ソッコーイッた時は
殺そうと思ったけど
ここは言うしかないでしょーっ!




だってダイスキなんだから。




END 

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