進撃の巨人*甘く溶ける夢

□その手を離さない
1ページ/3ページ





今日こそ決めてやる!


あたしはコッソリ
リヴァイ兵長の部屋へ忍び込む。



こうしてトライし
何度失敗しただろう。


リヴァイ兵長は寝てた?と
疑いたくなるくらい
ほんの小さな物音で
起きてしまって
「お前みたいなバカは死ね」
から始まって
お説教タイムがきっかり30分。


そして部屋の外へ
蹴り出されるのが定番だった。




でも今日は大丈夫!自信がある!


なぜなら食堂でリヴァイ兵長に
お酒を持ってく時にその中に
睡眠薬と催淫剤をこっそり
盛ったから。



こんな奇妙なクスリを混ぜて
飲ませるなんて
どうかと思ったが
人類最強だから
いや、人類なんて部類に
入るのかも疑問だったので
『大丈夫』と言う結論に至った。




月明かりだけの薄暗い部屋は
いつきてもきちんと片付いて
リヴァイ兵長の清潔な
においがする。




あたしがここに来て
何かをさわる度
兵長はそれを正しい位置に
直していく。

最悪さわったドアノブまで
拭かれた時は
完全バイ菌扱いに
本気で殺そうかと思った。

まあ、やったらやったで
絶対ソッコー返り討ちだけど。



しかしなんでこんなコト
あたしはしてるのかと言えば
もちろんこのクールな
人類最強のリヴァイ兵長に
恋してるからに他ならない。


正直完全相手にしてもらえなくて
冷めた目で雌豚と蔑まれても
諦められず
むしろどんな手を使っても
落としてやる!なんて。
なんならもう今じゃ
リヴァイ兵長を犯すコトしか
頭になかった。



そっとポケットからヒモを出して
リヴァイ兵長の両手を
ひとつに縛りベットにくくる。



(ふふふ、リヴァイ兵長。
覚悟決めてくださいよっ)




縛られたリヴァイ兵長。


かーーっ!コンチクショ!
なんじゃこりゃ!
すみませーん!誰かーっ!
ビデオ撮影してください!


くそ、こんなコトなら
盗撮用のカメラ
仕込んどくんだった!




あたしはゴクリとツバを
飲みこんでから
唇をそっと重ねる。



ヤバい、柔らかい。
あんな恐ろしい魔神のような
リヴァイ兵長の唇が
こんな女の子みたく
柔らかいなんて!



リヴァイ兵長の唇を
舌先でなぞると
薄く唇が開いたから
隙間から舌を滑らせた。




「む……っ…ん……」



そのかすかな息づかいを聞いたら
理性もぶっ飛び
リヴァイ兵長の口の中
奥まで自分の舌をガンガン
ねじこんで
動かないリヴァイ兵長の舌に
からめた。



Tシャツの中に手を入れて
小さな乳首を指で
はじいてつまむ。




(早く起きやがれ、兵長!)



「ん…はぁ…手が…
誰だっ、くそ……」



「リヴァイ兵長♪
起きましたか?」




「ユキ…てめぇか。
なにしてやがる。ほどけ」




「怒ってもムダです。
もう覚悟決めて
おとなしくしてください」




手を下に下ろすと意外にも
反応してるリヴァイ兵長のソコは
発火しそうなほど
熱を持っていた。




「ユキ………
この俺がお前ごときに
おとなしくヤられると思うか。
このド淫乱の豚が」




その小さいカラダからは
想像できないリヴァイ兵長の
怪力にヒモはあっけなく
ちぎれほどけてしまった
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ