本当の私
□第二夜
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*シンドバットside*
シンドリア―
ふぁぁOo。。( ̄¬ ̄*)
ねむ…朝から仕事か…めんど…
今ならジャーファルもいないし、脱け出そうかな。
ダダダダダダダダダ
ん?
なんかすごい足音が聞こえるんだが…
バンッッ!!!
「シン!!!!」
来てしまった(-o-;)
サボれないじゃないか…
ジャーファルは扉を開いたと同時に大きな声で話始めた。
「シン!大変です!!
サコタン国が一夜にして滅びました!!!」
「Σなんだと!?それは本当か?!!」
「はい。
外交に行っていたピスティとスパルトスの話によると、今朝着いた時には既にサコタン国は紅く染まっており、地面には頭と身体がバラバラに転がっていたそうです。
人は誰一人残っておらず、全滅です」
サコタン国が…?
サコタン国はシンドリアから北へ15km程行った所にある島(国)で、緑が多く自然が豊かで争いもなく、とても理想的な国だった…。
最近、サコタン国のように一夜にして滅ぶ事が多い。
これも彼奴等の仕業なのか…?
でも何かが違う気がする……。
「二人は昼頃には帰ってこれるそうです」
「ジャーファル。
ピスティとスパルトス以外の八人将を集めろ、緊急会議を行う」
「はい」
さっきまでの眠気は全て吹き飛んだ。
眠気を吹き飛ばす程の胸騒ぎと不安が俺を襲う。
一体何が起こると言うんだ…?
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