放浪少女

□02.ペット?
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岩泉一のシスコン疑惑がバレー部内であがっているとき、妹・歩はと言うと・・・


『zzzZ』


自宅の屋根の上で寝ていた。

六限、体育でのバレーの試合の合間に眠気が歩を襲い、制服に着替え自宅に帰り、現在に至る。
※授業中


歩が寝付く頃には一羽しかいなかった鳥も、時間が経った今となっては彼女を囲むように寝ていた。
それは、空を生きる鳥たちだけでなく、地を生きる猫たちなど様々な動物がいた。









19:00頃...


一と及川は(主に一)歩の行方が気になり、いつもより早く部活を切り上げて帰ってきた。


「…岩ちゃんちって、鳥や猫飼い始めたの??」

「はぁ?何言ってんだ??」

「あれ」


及川の指をさした先は屋根の上。
そこにはたくさんの動物がいて・・・


「歩ー!!ご飯よー!
・・・あ、一お帰り。徹くんもお疲れ様。今日は早いのね、ご飯食べてく??」


玄関の扉が開き、一ママが顔を出した。
そして屋根の上に向かって声をかける。かけ終わると、道にいる二人に気がつき、マシガントーク炸裂。


「母さん、あいつ帰って来てるのか?!」

「えぇ、今日私が帰って来たときにはお昼寝してたわよ」

「家にいてよかったね♪」

「嗚呼。でも勝手に帰るなんて許さないから、少し説教してくる」




(おばさん、ご飯頂いていいですか?)
(もちろんよb なら、美紗たちも呼ぼうかしら・・・♪)
(是非そうしてくださいw母さんたち喜ぶと思いますww)

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