放浪少女

□00.prologue
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僕には、双子の兄と幼馴染みがいる。

その二人は小学生の頃からバレーをしていて、ずっと一緒。

たぶん、これから切っても切れぬ縁となっていくのだろう。



―――僕?

僕はどーなんだろーね。


自分のことなんてわからない。知らない。……真っ白なんだ。





だから、

それを 知るために 見つけるために


風の吹くまま...気の向くまま...歩いていく。



いつか、自分を見つけられることを信じて…


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