短編

□電車通学
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ガタンゴトン ガタンゴトン


学校からの帰り道、私はいつも電車を利用する。電車通学は珍しいわけではない、私の他にもベルトルト君やアニちゃん、そして…ライナー君も電車通学だ。

「(今日は同じ車両だー)」

背がとても高い彼らは見つけやすい。
それにしてもライナー君ってベルトルト君と仲良いよね。
いつもどんな話してるんだろう。

「(…え、なんかこっち来た!)」

混雑している中を頑丈な身体を生かして、隅っこにいる私に近付いてくる。
もしかしたらドア付近に行きたいのかもしれない、私が勘違いしてるだけ…いやいやちょっとライナー君、マジで私を睨んでるじゃん。
私が何かしたのだろうか。

ダンッ

「ひっ…!」

とうとう目の前に来たライナー君。
私の両サイドに手を付いて逃げられないようにされてしまった。
近!近いって!窮屈だから仕方ないけどさ!
息が掛かって、恥ずかしくてもう見上げることなんてできないよ。
ってかなんでわざわざ此処まで来たの?

「きゃ…っ!」

電車が停まって次の乗客が乗ってきた。
車内は余計に狭くなって、同時にライナー君との距離は0pになった。
つまり、ぴったんこ。

「…はぁ…はぁ…」
「っ…////」

やだ、ライナー君の息が荒くなってる。
それに密着してるから体温も鼓動も全部わかってしまう。
私まで興奮しちゃうよ…。

瞬間、ライナー君が首筋に顔を埋めてきた。

「あ…!?っひゃ…んっ////」

ぴちゃ…ちゅ、ちゅっ

鼻で筋をなぞり、舌でべろべろ舐められて、今は耳たぶを吸われてる。

「声、抑えろ…見つかっちまったらどうする」
「っん…////」

ライナー君の掠れた声…色っぽい。
私、結構ライナー君のこと気に入ってたんだけど…人がいっぱいいるのに誰かに見られたらどうしようっ…。

「…っライナーく、だめ…!」
「はあっ…ぬこ、」
「っあ…んっ、んう…///」

するする、と太ももを撫でられてスカートを捲られた。そのままお尻を撫でたり揉まれたりされ、終いにはパンツに指を入れられてしまった。

「ライナー、くんっ!だ…めっ」
「ぬこのここ濡れてるぞ…?」
「んむぅっ…やだあっ」

誰かに見られたりでもしたら………ッ!!?

……ベルトルト君が、こっち見てる…っや、見ちゃだめ、お願いっ…!

「…くすっ」
「!!」

ベルトルト君、私を見て笑った…?

「ライナー、なるべく早く済ませて」
「ああ、わかってる…っ」

なに…何の話してるの…?
ん、だめ…頭が回んない…溶けちゃいそ…。

「ん、んっ…////」

私のあそこがライナー君の手によってぐちゃぐちゃに掻き回されて、すご…気持ちいよお。

「我慢出来ん…!」
「え…ひゃあっ!?」

ごりごりって何かが太ももを擦ってる…あっ手で口押さえてるのに声が出ちゃうよ…!

「ふふっライナーので気持ちいいみたいだ」
「ッベルトルト、見張りを続ていろッ…!」
「ごめん、羨ましくて…僕もぬことヤりたい」
「こいつと俺は両想いだからそれは許さん」
「…いいけど…抜けるし」

「ん、あっ…ふぅ…っ!///」

「そろそろイキそうだな、次で降りるぞ」
「家に連れ込む?」
「当たり前だろ」

「あ、あ、あ…っんああぁ…!」

ビクッ…ビクッ

「よし、今日は溜まりに溜まった性欲発散させるぞ!お前はどうするベルトルト?…強いてるわけではないが…」
「もちろん…僕も行くよ 」
「決まりだな…!」

家に着いてからも、ライナーによる行為は続いたのであった。



(ふああぁんっ!////)
(クッ…ぬこっ!!)
(…いいなぁ)

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