君のためなら……
□君のためなら……
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今日は総悟の誕生日７月８日だ。
でも今､俺と総悟は風邪？で寝込んでいる。
俺と総悟で話し合った結果
近藤さんや他の隊士達に病気がうつらないよう、
俺の部屋に[いつもは]2人きりだ。
でも今日は山崎が来た。
土〉ザキ俺達の部屋に来てもいいのか？
山〉はい。局長から伝言をあずかってきました。
沖〉近藤さんから？
山〉はい。
土〉用件は何だ？
山〉えーっとですね、今港の方に高杉
達が来たという連絡がありまして、
しばらくの間屯所内が
副長と隊長の2人になってしまうんです｡
沖〉で？
山〉それでですね、真選組全員で話し合った結果
旦那達を呼ぼう、ってことになりました。
土・沖〉は!!??
俺と総悟は声を揃えた。
土〉なんっっでここで万事屋が出てくんだよ!!
銀〉そうだよなぁせっかく看病してやろうと
思ったのにいい迷惑だよなぁ。
土〉いやっそういう意味じゃっ……って!?え!?
銀〉よぉ多串クン♪
山〉って訳なんで俺達は行きますね。
何かあったら旦那達に言ってください。
沖〉お前らどのくらいで帰って来るんでィ?
山〉早くて〜…１〜2年ですかね
土・沖〉!!!???
驚き過ぎて声もでなかった。
土〉１〜2年って遅いにもほどがあんだろ!!
沖〉ちがいまさぁ土方さん山崎ぁ
[早くて]って言いましたぜィ?
山〉じゃ｡旦那方あとはヨロシク頼みました。
銀〉あぁ。帰って来なくてもいいぞ〜!!!
俺達はこっちで楽しむから♪
土・沖〉早く帰って来いよ！
1分1秒でも!!
銀〉もぉ〜そんないやがんなくてもい〜じゃぁん
ドアが音を立てて閉じられた。