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□47話 突撃!モデルレポート!
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皆さん!!どうもこんにちはっス!!
今日は皆の体育祭の練習をレポートしていくっスよ!

別にさぼりたいって訳じゃないっスよ・・・

まずは〜二人三脚っスね!

確か花っちと沙奈っち、それと黒子っちと桃っちがでるんスよね


早速レポート開始っスよ!


黄瀬「黒子っち!桃っち!調子はどうすか?」

桃井「あ、きーちゃんだ!」

黒子「黄瀬君、どうしているんですか・・・
練習はどうしたんですか?」

黄瀬「い、今は休憩中っスよ!それより二人三脚はどうすか?」

黒子「実は、桃井さんの調子が悪いみたいで・・・」

黄瀬「えっ!?大丈夫っスか桃っち!!」

桃井「う、うん大丈夫だよ?」

黒子「何言ってるんですか桃井さん。組んだ時に挙動不審になったり、顔を赤くしたりしてるじゃないですか」

黄瀬「あ〜そういう意味っスか」

桃井「き、きーちゃん!」

黄瀬「分かってるっスよ!」

黒子「黄瀬君何か知ってるんですか?」

黄瀬「だ、大丈夫っスよ黒子っち!慣れてなくて緊張してるだけっスよ!ね、桃っち!」

桃井「う、うん!そうだよ!私頑張るから!」

黒子「・・・?分かりました。じゃあ、ゆっくり頑張りましょうね桃井さん」

黄瀬、桃井「・・・(黒子っち/テツ君イケメン過ぎる・・・!!)」

黄瀬「じゃあ、俺そろそろ行くっスね!」

桃井「またね!」

黒子「休憩もほどほどにしないと駄目ですよ、黄瀬君」

黄瀬「分かってるっスよ!」



・・・桃っち凄く頑張ってた!
本番までに肩組めるようになって欲しいっス!


さて、次は・・・


黄瀬「花っち〜、沙奈っち〜!!」


花「なにしてんの?暇人なの?」

沙奈「借り物競走じゃなかったけ?」

黄瀬「暇だからみんなの所回ってるんスよ」

沙奈「ほんとに暇人だったか」

黄瀬「二人とも調子はどうっスか?」

沙奈「正直負ける気がしない」

花「1位以外を取る気はない」

黄瀬「なんスかその自信!花っちならともかく沙奈っちまで!」


こんなに自信満々な沙奈っち見た事無いっスよ!?

一体どんな走りをすんスか・・・


花「ま、本番を楽しみにしてろよ!」

黄瀬「えっ!走ってくれないんスか!」

沙奈「その方が面白いから!」

黄瀬「え〜気になるっス・・・」


結局走ってくれなかったっス・・・
仕方ないから次行くっスよ!


あっ!紫原っちだ!凄い勢いで走ってるっス・・・
確かパン食い競走だったっスね・・・
早速行ってみるっス!


黄瀬「紫原っち〜」

紫原「あ、黄瀬ち〜ん」

黄瀬「どうっすか、練習は」

紫原「ん〜パンが無いからつまんない」

黄瀬「パンは本番だけっスからね」

紫原「しかも俺だけでかいやつ作るって〜」

黄瀬「そりゃ、そうっスよ!紫原っちでかすぎるんスよ!」


皆と同じ高さだと絶対ジャンプせずに食べれるっスよね・・・

紫原「でも、好きなパンぶら下げてくれるってゆーからアンパン頼んだ〜」

黄瀬「それはいいっスね!本番も頑張るっスよ!!」

紫原「え〜」

黄瀬「嫌そうにすんのやめて欲しいっス!!」


嘘でもいいから頑張るって言って欲しかったっス・・・

もう次行くっス!




・・・・・


う〜ん、どこに行くか迷うっスね・・・
行ってない所は〜「おい、黄瀬!」

ん?誰っスか?


緑間「黄瀬!いつまでウロウロしているのだよ!」

黄瀬「あっ緑間っちと赤司っち」

赤司「そろそろ練習したらどうだ?」



流石に遊びすぎたっスかね?
ひとまず練習に戻るっス



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いちについて
よ〜い・・・どん!


黄瀬『え〜と、お題は・・・ホイッスルっスね!』

黄瀬「先生!ホイッスル借りるっスよ!!」



ゴ〜ル!!



黄瀬「ふぅ・・・疲れたっス」

赤司「お疲れ様、速かったね」

黄瀬「お題が簡単だったんスよ」

緑間「簡単なのは練習だけで本番は鬼畜仕様にすると先生が言っていたのだよ」

黄瀬「鬼畜仕様スか・・・嫌な予感しかしないっスよ・・・」

赤司「ここの学校の先生はノリが良すぎるからね・・・」

緑間「酷い事にならない事を願っているのだよ」

黄瀬「そうっスね・・・」


3人の間に冷たい風が吹き抜ける
ここの教師を舐めたらいけない事をこの3人は知っている・・・


黄瀬「と、とりあえず気楽にいくっスよ!」

赤司「そうだね、いくら考えてもぶっつけ本番ってことにはかわりない」

黄瀬「んじゃ俺は遊びに行ってくるっス!」

緑間「・・・はぁ。先生達に怒られないようにするのだよ」

黄瀬「いってきまーす」




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黄瀬「お〜い青峰っち!明菜っち!」

明菜「あ、黄瀬君」

青峰「よぅ、遊びに来たのか」

黄瀬「そうっスよ!二人とも調子はどうっスか?」

明菜「今は休憩しながら、どうやれば勝てるかって考えていたところだよ」

青峰「どんな仕掛けがあるかわかんねぇからな・・・最初からトップを走るのは危ねぇって事で、前に人を走らせて様子を見て、ゴール前の直線で追い抜いて勝つ!って意見が一致してんだ」

黄瀬「この学校の先生あれっスもんね・・・ていうか青峰っちがこんな事真面目に考えてることが意外っス」

青峰「うるせぇよ!」

明菜「あはは、言うね黄瀬君。でも、言うのは簡単でも、実際できるかが問題だよね・・・」

黄瀬「大丈夫っスよ!先生達も手加減してくれるっスよ・・・・・多分」


・・・・絶対って言い切れないっス



明菜「・・・本番で頑張るしかないんだから、ここでウジウジしてても駄目だよね!」

青峰「だな、全ては本番だ」

黄瀬「それじゃ、俺はそろそろ行くっスね!二人とも頑張って!」

明菜「うん!黄瀬君も頑張ってね!」

青峰「じゃぁな」




ふぅ、これで全部回ったっスかね・・・

どうだったスか?自分で自分を褒めたいぐらい完璧なレポートだったっスね!


それじゃ、体育祭本番も頑張るっスよ!
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