GS美神

□癒えぬ心の傷
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アシュタロスの戦い以来、横島は二度と大切な人を失わないように霊力の修行や勉強をしたりしていた
ハンズオブグローリーの細かな制御やサイキックソーサー遠隔操作や破裂や文殊遠距離から発動など文殊の同時制御は2〜3文字が今は限界だがもちろんもっと増やすつもりだ
それとセクハラやナンパなど以前と比べると勢いが落ちていた
ルシオラのためにできるだけ自分らしさを失わず生きていこうと考えたのだが、ルシオラ一筋に決めているし、ルシオラを失った悲しみもあって若さのゆえの欲望が暴走しにくくなりちょっと自分を強引に以前のままの性格を装っていた



とある場所でコスモプロフェーサが破壊されると同時に復活していた魔物や悪霊など消滅していたが例外もいた

「くそー!!あいつら殺してやる!!」



ある日横島とタマモとシロは除霊をしに行っていた

「ふう…これで終わりだな」

「ねえ、横島帰りにキツネうどんおごってよ」

「またか、あいからずキツネうどん好きだな」

「拙者は肉の方がいいでござるよ!」

「あーわかったわかったおまえにも食わせてやっから」

横島は以前より給料が上がっていた
730円ほどに一般のバイトと同じくらいの時給に
死と危険合わせのゴーストスイーパーのバイトにしては薄給だが、あの守銭奴の美神令子がこんな時給をよこすのはありえない信じられ奇跡である
最初横島もいわれた時も夢だの美神のニセモノだのアシュタロスが復活して宇宙の卵に閉じ込めて横島の反応楽しんでいて横島が幸せの絶頂にいたとき絶望を落として復讐しようしているのではないかっと疑ったりした
もちろん美神に半殺しされた
そんなわけで以前と比べると三倍近い時給になったのでたまにおごることができるくらいはできるようになったのだ
いつもどおりの日常しかしその日はそうならなかった
除霊の現場から、うどん屋の道の途中の住宅街
タマモとシロは人間と比べもんにならないほど強い嗅覚と超感覚で魔族の気配に気づいていた

「横島」

「ああやっぱりタマモも気づいていたかさすが妖弧だな」

「先生拙者も気づいていたでござるよ」

「ああわりーシロ、そうかやっぱオレの気のせいじゃなかったんだな」

「ええ、横島よく気づいたわ人間にはかなり気づくのは難しいはずなのに」

「さすが先生でござるよ」

シロタマは横島を感心してほめていたが横島は悲しそうに

「まあな…いちおう修行してるからな。それに戦
闘力だけあげようとしても敵に気づかないうちにやられたでもしたら誰も救えないし自分の身すら守れないからな」

「先生」

「……」

シロは以前最後に会った時まで見たこともない表情を見て、自分のいない期間に何があったのか聞きたかったがあまりの横島の雰囲気に軽々しく聞いてはいけないことだっと悟り自重した
タマモは横島に助けられてから自分の助けた人間がどんな人間か気にかけていた
普段の美神のセクハラ見た時あきれたりしていたがなんとなく横島は不自然な感じもあるし、無理している部分もあるように感じとれた
演技でも美神などにセクハラしてるのも演技とかでなく横島の性質の一部だとそれなのになぜ無理してる感じがあるのかそれが不自然さを出していた

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