スクールランブル

□股間を蹴られてかわいそうな播磨は…
1ページ/1ページ

愛理「この×××!!

愛理は播磨の大事な部分を強力な蹴りをたたきこんだ。
それを見ていた男子たちはその光景を見て恐怖し震え上がった
つづくあまりの激痛のため、播磨は一瞬視界が真っ白なり気絶した。
沢近は去りぎわに、その姿を見て捨てゼリフをはいていった。

「ウダウダしてんじゃないわよ!」

八雲は播磨の介抱している間
男たちは、愛理の播磨にした行為とセリフが大ショックだったらしく、もじもじしている。
一方、天満は愛理の言った単語の意味がわからず美琴にたずねていた。
だが、美琴はあまり答えたくない様子だった。

八雲は播磨がいつまでも目が覚めないので心配になり救急車を呼んだ。
大げさだったかも と本人も思ったが、播磨がすごく心配だったし、あと、胸騒ぎがしたからだ。
救急車は迅速に現場におとずれて救急隊員は播磨をタンカで車に乗せていった。それを見て愛理は

「ふん!大げさなのよ!」と独り言を言っていた。
もちろん自分がやりすぎたなどと全く思っていない。
あの男は、これぐらいでどうこうなるほどヤワじゃないと思っているからだ。
しばらく車の方を眺めていたら晶が車に乗り込もうとしているので不思議に思い、聞いてみた。

愛理「あら、晶もヒゲのつきそいにくの?

晶「うん。なんか、おもしろそうだからね

愛理「おもしろそうって・・あんたねえー・・・たったそれだけの理由?

晶「うん。

あたりまえのように真顔のまま即答した晶

晶「それに愛理あんまり播磨君にこんなことしてると嫌われるよ

愛理「え?な、なにいってんのよ!わ、私はべ、べつにヒゲのことな、なんとも思ってないし
  き、嫌われたって別に問題ないわよ

晶「そう・・・

晶はそういった後、何もしゃべらず私の眼をじーーーと見ていた。

なぜかわからないけど、その晶の目のまなざしでうろたえた。
晶「播磨君が、今なぜこんなにまでうなだれているか愛理はわかるわよね

愛理「ま、まあね

そういった後私は天満の方を見た。
その天満は播磨の状態をあまり気にした様子はなく、美琴に何かをたずねているみたいだ。

晶「それほどショックだったのでしょう。一途に思っていた好きな人からあんなこと言われたのが。でもだからっといって普通あそこまで落ち込まないわつまり、それだけ彼は彼女のことを思っていたのでしょう。
自分のすべてをかけてまで他の女の子に目もくれずその子だけ見てたから。

愛理「だ
からってなんだっていうのよ!

晶「そんな状態だった彼にあんなことをするのはさすがにかわいそうだと思うわ

愛理「な!私に謝れというの!

晶「別に・・・ただ後悔してほしくないだけ

愛理「え?

晶「さっきいったことは冗談でもおどしでもないわ。彼はたしかにやさしいけど今回はさすがにやりすぎよ
せめて蹴ったトコが×××でなければよかったけど

愛理「あ、あんたシリアスな話の展開のとき変な言葉いうもんじゃないと思うけど

晶「あら愛理だって、さっき大勢の前で×××といういやらしい言葉使っていたじゃない

愛理は改まって自分の言ったことを思い出し赤面した。

晶「愛理この先あなたが気になる相手がもういないかも知れないのよ

愛理「(なにいってんかしら・・晶たら・・)

晶「彼の心をつかむのは難攻不落よ。なぜなら彼は彼女以外の女の子にほれたことがないのよ。
  他の女の子には無関心。ただでさえ。そんな彼なのに、大きな精神ダメージをうけている状態の彼にさらに超肉体的苦痛ダメージ与えたら好かれるどころか

普通の男だったら確実に愛理のこと嫌いになるわ

それを聞いて愛理は青ざめた。晶は本気だ
ヒゲが私を嫌う
だからって
どうしたというのよ
別にあいつのことはどうも

晶は言い続けた

晶「その点 八雲はあの精神状態におちいっていた播磨君の心の傷を弱めたのだから、あなたとの差は大きいわね。

愛理「………」

それを聞いた時、愛理はなんか気分がよくなかった。いくら相手が強敵だろうと自分が誰かより劣っているとか好感をもたれているのが自分のプライドが気に入らなかった。

晶「彼のような人をものにするには彼が失恋している時が効果的よ
でも、それもまず無理ね。まず、しばらく天満と烏間君がいきなり正式なカップルにはならないだろうし、播磨君が今までの(昔のことも含めて)誤解の話をした上で告白したととしても天満がそれを別の誤解したりして
伝わらないだろうから
完璧にふられたという状況にならないからね

晶「じゃあ、そろそろ私は行くけど愛理は行かないのね

愛理「い、いくわけないでしょ!

晶「そう・・(ほんと素直じゃないんだから)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ