新ハヤテのごとくSS
□星のヒナたん!
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「あ〜金欲しいけど〜誰も貸してくれない…タカる相手も見つからない」
ダメ発言しているのは桂雪路
「毎月これじゃやってらんないわよ!なんでいつもこうなるのよ!」
お金を使いすぎるからです
「なんとか金が手に入る方法考えないと私が疲れるのとか元手がかかるのはダメね」
やる気あんのか
「ソードアートオンラインおもしれー」
「今日も絶対見るぞ」
雪路は二人の生徒の会話を聞いてひらめいた
「はっこれだわアニメ制作!私が何もしなくても誰かに作らせて学校で上映して見た奴らから金を巻き上げればいいのよ!そうと決まれば行動だ!」
薫先生ち
「で…なんでオレんちにくるんだよ」
「いや〜二次元ラヴァーズのあんたならアニメ作るようなオタ友達いるんじゃないかってね」
「誰が二次元ラヴァーズだ!オレは現実の女にも興味あるつーの!」
「あっそ、別にどうでもいいけど」
「ぐっ、そんでなんでアニメ作りたいんだよ」
「お金欲しいから!他の奴らに作らせて金もうけるの!私って頭よくない!」
「お前アニメ作りナメてんだろ!」
「なにいってんのよ!ちゃんとどんなアニメ作るか考えてるんだから!」
「はっ、だったら言
ってみろよ」
「魔法少女ユッキー!どうよ!」
「アホかー!なんでも魔法少女をつけりゃ売れるってわけじゃねえ〜よ!」
「なんでよ!この私が主役なのよ!売れるに決まっているでしょ!」
「おまえは少女じゃねえぇぇぇ!!」
「いいのよ!どうせアニメなんだから設定を14〜17才ぐらいに変えりゃ」
「………いいんじゃね」
雪路好きの薫先生はよく考えずokした
いい加減目を覚ませ
数日後、白皇学院
「紹介するぞ。値美(チビ)、画里(ガリ)、出府(デブ)だ」
そこには三人の男がいた
ひとりはチビでボサボサ頭の身長が小さいガリガリの眼鏡小僧、口が3になっていて首にはカメラがかけている横にはカバンをかけてある
もうひとりは男のくせに長い長髪で前髪が顔が隠れている根暗な長身のひょろひょろした男、頭にはバンダナを巻いている。やはり横には怪しい物が入ってそうなカバンをかけておる、口調が変だ
最後のひとりはメタボな体系、頭には帽子をつけているがなぜか逆に向いている眼鏡をつけており、目線がおかしい、大きなリュクを背負っていて、何かのプリンターした服着てる
三人は見た目どおりオタクぽかった
「さっそく説明するわよ!
創るのは魔法少女のアニメよ!主人公ユッキー!ピチピチ17才それで…あんたたちなに見てんのよ?」
三人のオタクたちはモニターに映る動画を怪しい目つきで見つめている
「あーそれ。参考のDVDよこの学校の生徒が映っているわ。そいつらも私の友達役か悪役にでも使ってもらおうとして動画研究部からパックてきたの!って聞いてんの!」
雪路がオタクたちに声をかけても手をヒラヒラしてもモニターを凝視するだけで反応しない
「大丈夫かしらこいつら」
「たぶん」
二人が不安そうに見つめる中オタクたちはコソコソ輪になってブツブツ話し始めた
「やっぱオバサンはだめしょ」
「ジャリ系やアクションもいまいち」
「それに比べ???は気は強そうだけど」
「笑うとかわいいと思われ」
「じゃあセクシーアイドル系?」
「おーい!きいてるー?」
雪路が必死に三人によびかける
「じゃあ取材いってくるでちゅ」
ひょろひょろしたオタクの画里(ガリ)がそう言った
「どこに?」
「「「それはひみつ〜のひみ〜つ!ひみつ〜のヒ〜ナた〜〜〜ん」」」
「あいつら頼りになるのかしら?」
「さ〜あ…いちおうやる気はあるみたいだが」
そのころ
木が生い茂る裏庭では
「ふはは…おいかぜ!これで断然こっちが有利になったぞ!」
「ふっ甘いなトリックルーム」
「くそ読まれていたか」
ナギと千桜がポ○モンでトリプルバトルをしていた
その二人にヒナギクは呆れながら
「あなたたちって自然の中にいても考えることは一つなのね…ウフフフ」
そういいながら、バスケットの中のおやつに手を伸ばす
「あっ三時のおやつ用なのについ食べちゃう私」
そのときヒナギクの視界になにかがいたような気がした
気のせいかと思ったが、また少しして遠くで視線を感じた
それが不気味に感じ
「…やだ………私、誰かに観察されている気がする」
ヒナギクは少し怖くなった
何気なくバスケットを触っていたら
「な、なによこれ……」
バスケットに小型の機器が取り付けられていた
茂みの中
「カメラ見つかった」
「ダメじゃん」
「バカ、逃げるしかないしょ」
「いや、ぼくら的には尾行がいいと思われ」