咲降る日、急く
□私が知っているあの人
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シノアとフレッゼの戦い。
シノアはひたすらフレッゼの銃を切っていく。
正直銃相手ではやりにくいし、シノアは肩に怪我をしている。
「ったく紗香瀬は何やってんだよ!!」
「…」
フレッゼは余裕の顔ばかりをシノアに見せて、シノアはイラつく。
「くそっ…」
シノアはフレッゼを目掛けて剣を振り下ろそうとするが―
「春夏秋冬さんよりも断然遅い」
フレッゼはシノアのもう一つの肩を撃った。
「怪我したなりにはよく動いたと思うけどね」
シノアは両肩を両手で押さえる。
「っう!!!!」