長編 男主

□第3話 lose one's hope
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待ち続けた再会の時
けれど、あなたの姿は
どこにもなかった…


『流川!部活行こうぜー』

「あぁ」


授業が終わり
流川と一緒に俺は体育館へ向かった


着替えてから体育館の中に入ると真ん中に
大柄で赤い髪をしたやつが立っていた


「ぬ!?遅かったなルカワ君!この天才に怖じ気づいて逃げたのかと思ったよ!!」

ぬははは!と豪快に笑いながらこちらに向かって歩いてくる

『アイツ流川の友達か?』

「ちげーよ、どあほう!」

「この天才に向かってどあほうだと!?って、ん??誰だお前?」


流川に突っかかったと思いきや
いきなり俺に話しかけてきた


『俺は1年の白瀧海斗。そっちは?』
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