長夢

□第8話
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 『も〜幻術かけないでよ〜!』

鼬「フッ。舞が、こんな覚えるのが早いとは
思わなかった。」

 『え?何それ!?バカにしてるの〜!?』

鼬「まぁ、印象は変わったな。
 舞がこの世界で生きていくのは、難しくはないだろう。」

 『え〜簡単でもないってことじゃん・・・』

鼬「だって、術使えないだろう?」

 『そりゃ、そ〜でしょ!元の世界では
 これが普通だから!
 でも、カッコイイよね☆忍って!!』

鼬「そうか・・・?まぁ、鍛えればすぐにでも
 なれると思うが?
 まぁ、いい。次、自分の部屋から風呂場への
 行きかただ。」

 『はーい!』


鼬「風呂場に行くまでに、部屋がいくつか
 あるからな。
 ココが、・・・飛段の部屋だ。」

 『開けちゃお〜っ!』

(どんなんだろう・・・?ジャシン教・・・?)

ガチャ

 『く・・臭っ・・・おえ〜』

鼬「・・・。まぁ、部屋で儀式を行ったり
 しているからな・・・」

 『もう、飛段の部屋は開けません・・・』

鼬「あぁ。その方が身のためだな」

 『換気ぐらいしたらいいのに・・・』

鼬「そんな事をしたら、ココ(廊下)
 あ、いや・・・アジト全体があんな風になる・・・」

 『窓開ければ??』

鼬「舞。ココは地下だ。
 窓なんてない。」

 『えぇ!?まじ!?いつの間に下に
 下がってた・・・?』

  
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