長夢
□第7話
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『じゃあ・・・とりあえず荷物を片付けよう』
『タンスは・・・ココか。』
タンスと言っても、私の首ぐらいの
高さだから、あまり大きくはない。
『あんまり服は買えないな・・・』
買ってきた服をしまう。
『ええと・・次は〜っと』
『ボディクリームはドレッサーでいいか。
シャンプーとかは・・・風呂場って何処だろ?』
めんどくさいので、後回し。
『風呂入るとき、持って行けばいっか☆』
私は、ベッドへダイブした。
向こうでは、今頃朝だろうから。
本来ならば寝ていたのだ。
(会えたのは、嬉しいんだけど・・・
疲れたんだ・・・眠い・・・)
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「舞、お前はココにいたいか?」
ん・・・これは・・・夢?
頭の中に、誰かが喋りかけている・・・
『だ・・れ・・・?』
「お前をココに連れて来たとでも言っておこう。」
『あなたが・・私を?』
「そうだ。
お前はずっとココにいるか、
元の世界に戻ることが出来る。
しかし、どちらかしか選べない。」