ショート(復活)

□愛なんて人それぞれでしょ?
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「なるほどね…」

あれからやっと聞きだした結果…
綱吉は先ほどDVについての講演会を受けていて彼氏彼女間でのDVの説明を受け、自分は雲雀にDVを受けているのかと思ったらしい。

(…DVねぇ…綱吉。そんなこと思ってたの?)

雲雀は内心ショックだったがそこはポーカーフェイスで隠す。
しかし、不安は隠しきれずについ口をついて出る。

「綱吉…きみh…」
「でも!!俺、ヒバリさんにやられて嫌だったことないんです!!だって、かみ殺されたのだって俺が遅刻しまっくったせいですし、ヒバリさんが僕のものって言うのだって…ちょっと悔しいんですけど…学校とか並盛とかと一緒だし、なにより俺もヒバリさんは俺のものとかって思っていることあるし、ヒバリさんが俺の意志を無視したことなんてほとんどないし…それに、それに…」

思わず顔を覆ってしまう。矢継ぎ早に言った言葉の威力に雲雀は打ちのめされた。
綱吉自身は気づいていないが…
その言葉は雲雀が抱いていた不安をすべて消し去った上に至上の喜びを与えていた。

「…綱吉。」
「それに…って、はい?」
「君は僕のものだよ。」
「え…は、はい///」
「僕は君のものだよね?」
「えぇ!?…う、は、はぃ…///」

真っ赤になって俯く綱吉を雲雀は抱きしめる。
綱吉もおずおずと雲雀の背に腕をまわした。
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