ショート(復活)
□あれ。それ。視線。
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雲雀率いる風紀委員会の仕事が立て込む時期。
この時期はさすがの雲雀も忙しく、綱吉とゆっくり時間を過ごすことはできない。
そのため、綱吉は放課後の少しの時間しか雲雀と過ごすことができなかった。
そうして寂しさにしょんぼりとうなだれていた綱吉にいい加減鬱陶しくなった家庭教師様が言った。
「そんなに一緒にいてぇンなら雲雀の手伝いでもしてくりゃいいだろ。」
その提案に顔を輝かせた綱吉はさっそく手伝いを申し出る。
しかし…そこで忘れてはいけないのいのが…
綱吉のドジっ子属性である。
手伝いを始めた当初は
書類をぶちまけ…
紅茶でやけどをし…
などと、色々やらかした綱吉であったが…
徐々に慣れていき今ではそこそこ役に立てるようになっていた。
…どころか、草壁を唖然とさせたほどだった。