千切ったものと契られたもの

□秘書の役目
2ページ/10ページ


「っうっ……あっあ……」

イクなと言われても、焦らされ焦らされ敏感になっていた私は、

「あーーーーー!」

イってしまった。

だが社長はそれが目的だったようで、イッたからと私をお仕置き室へと連れて行く。

重そうな扉を開け、そして中はとても暗くて。

「ヒッ!」

ようやく眼が慣れてきた時、そこにあったのは私の想像を軽く超えていた。

いやらしい拘束具に、道具。

全て、私を苦しめ快感に陥れるもの。

「っいや、社長!」

私は身を捩り逃げ出そうとしたが、両手が不自由で動けなかった。

そんな私を見て、社長は笑う。

無駄だと言うかのように。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ