千切ったものと契られたもの
□秘書の役目
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「っうっ……あっあ……」
イクなと言われても、焦らされ焦らされ敏感になっていた私は、
「あーーーーー!」
イってしまった。
だが社長はそれが目的だったようで、イッたからと私をお仕置き室へと連れて行く。
重そうな扉を開け、そして中はとても暗くて。
「ヒッ!」
ようやく眼が慣れてきた時、そこにあったのは私の想像を軽く超えていた。
いやらしい拘束具に、道具。
全て、私を苦しめ快感に陥れるもの。
「っいや、社長!」
私は身を捩り逃げ出そうとしたが、両手が不自由で動けなかった。
そんな私を見て、社長は笑う。
無駄だと言うかのように。