千切ったものと契られたもの
□秘書とゲーム
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「―いきますよ」
十分間、私はこの晴希さんという人から恥ずかしめを受ける。
晴希さんが私のあそこを弄ぶ。
晴希さんにイかされたら、私の負けで、客が社長室に訪れてもずっと全裸で縛られたままにされる。
私が我慢しきれたら、別の部屋に入れられ、社長室に客が入ってきても見られない。
どちらも私にとって罰ゲームでしかないが、もし客が訪れられたらと思い、このゲームを受けた。
そして、始まる。
「よーい、スタート」
社長の合図で、晴希さんの指が入ってきた。
「―っ!」
何も見えない分、感じてしまうが、社長室で声を出したら廊下に漏れてしまう。
私は必死で唇を噛んで耐えた。