krk短編

□大きな変化
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オマケ


きーちゃんを送り出して、私はお店に戻った。
みんなお酒がまわっていて、賑やかな店内はまるで中学のときみたいだった。


「おいさつき、黄瀬はどうしたんだよ」
「んー、名前ちゃんのお迎え?」
「あいつらあったら、ケンカすんだろ」
「大ちゃんには、わからないよ」
「んだよそれ」


大ちゃんには、わからない。
名前ちゃんが、きーちゃんに突っかかってたのはきーちゃんが好きだったからなんてね。
ま、名前ちゃんは今も好きみたいだし、
さっきのきーちゃんの慌てようをみればきーちゃんも満更でもなさそうだし。


そう考えると自然と笑みがこぼれた。



「何、一人で笑ってんだ気持ち悪ぃ」
「ほっといてよ、もう!」




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