Medium story

□銀の女剣士に暴君は恋をした
1ページ/1ページ



酒を取って部屋に戻れば当たり前だが
カス鮫の妹がいた。

ただ、部屋を出る前と違ったのは
コイツが起きている、という事。




「…もういいのか」


『あぁ゛、大丈夫だぁ。』


「…そうか。」




短い会話を終えるとカス鮫妹は立ち上がり
少し乱れた服装を整えだした。




「…どこに行く」


『あんた今から酒飲むんだろぉ?』


「…そうだ」


『いつも1人で飲んでるって兄貴が
言ってたからよぉ、邪魔しちゃ悪ぃから
外に出ようと思ったんだぁ』




世話になったぜぇ、と言って
立ち去ろうとするコイツに対して
何故か俺は焦りをおぼえた。

もしかしたら二度と会えないじゃねぇか、
という俺らしくもねぇ焦り。

気付けば俺は扉ごとコイツを押さえていた。




『な、なんだぁ…?』


「…付き合え」


『あ゛?』


「酒に付き合え。」










銀の女剣士に暴君は恋をした。










何でよりによってカス鮫の妹なのか
自分自身理解出来ねぇ。

…が、この感情に気付いた時点で決めた。

必ずコイツを俺のモンにしてやる。

叶わねぇならその時は、
かっ消してでも俺のモンにしてやる。


*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

一応狂愛ではございません(´^ω^`)

誇虎は狂愛、好きですけどね(笑)

20121122

.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ