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□鮫には実妹がいた。
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その日、事件は起きた。
『う゛お゛ぉ゛ぉぉぉぉぉおおおぉい！！！
首の皮はまだ繋がってんのかぁぁぁぁぁぁ
クソミソカス兄貴ぃいぃいぃぃ！！！！』
ドッカアアアアアァァァァァァァァン!!!!!!!!!
そんな派手な音を立てて１人の少女が
談話室の扉を蹴破った。
長い銀髪に鋭い目。
左手には長い剣。
そして最初の大声。
誰かに似ている、そう思った時だ。
「う゛お゛ぉい、誇虎！！！
何でてめぇがここにいやがんだぁ？！」
『うるせぇなぁ゛、カス兄貴ぃ。
生きてんのか確認しに来たんだぁ』
「あ゛ぁ゛？！
生きてんに決まってんだろぉ！」
ギャーギャー喧嘩する２人を見て
幹部達は唖然とした。
妹が、しかも容姿・性格・口調まで
そっくりな妹がいるなど知らなかったのだ。
だがそんな事をずっと思える訳もなく。
「ー…るせぇ」
低く唸る様な声が聞こえたと思いきや
幹部達の真横をスッと通る２つの燭台。
そしてそれが行き着く先はまさにー…
「『う゛お゛っ？！』」
そう、スクアーロ兄妹であった。
「『う゛お゛ぉい！何しやがる？！』」
「…」
「『無視すんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』」
スペルビ・スクアーロの実妹、
誇虎がやってきた今日。
この時はまだ誰も予想はしなかっただろう。
この人物によってVARIAの運命が大きく
変わっていくことにー…
ｰ To be continued... ｰ
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ボス中編のヒロインちゃんは
スクの妹にしちゃいます(^ω^)
お楽しみに！
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