log
□ドストライク…!!!
1ページ/1ページ
「VARIAの皆さん初めまして誇虎です、
可愛ーい弟が世話になってまーす」
「うるせぇ。あと勘違いすんな、
俺は世話なんざして貰っちゃいねぇ。」
「…本当に見ない間に随分と
ふてぶてしくなったね、アンタって子は。」
「知るかカス姉貴」
…どういう事だコレは。
XANXUSの頭をぐりぐりと撫で回してる
この恐ろしい女は一体何者だ。
「う゛お゛ぉいボスさんよぉ…」
「…俺の姉貴の誇虎だ」
「何で今更ボンゴレに来たのかしら?」
「…今まで散々老いぼれから逃げていて
昨日やっと捕まったからだ。」
「ししし、今までってさぁ…?」
「本当にあの爺さんしつこいよねー?
10年以上追っかけて捕まんないなら
さっさと諦めたらいーのにって思わない?」
時間と金がかかる分だけ死体が増えるのに。
そう言って呆れながら話す彼女は
口調を除けばXANXUSそのもの。
深紅の瞳といい、艶やかな黒髪といい、
かなりの美人で、スタイルも抜群だ。
レヴィは“妖艶だ…”とか言って鼻血を流していやがる。
俺の好みにドストライクだが
XANXUSの姉貴って時点で高嶺の花。
まだ恋に落ちちゃいねぇから大丈夫だぁ…
「…よく聞けカス共、
今日からこのカス姉貴もVARIA幹部になる。
名前ぐらい名乗っ「はうあっ!!!!!!!!!!」…あ゛?」
XANXUSの言葉を遮り叫ぶヤツのの姉貴。
彼女の目線は何故か俺に。
「アンタ、名前は?」
「お、俺かぁ?スペルビ・スクアーロだぁ。」
「スペルビ・スクアーロ!」
「な、何だぁ…?」
「アンタ、私の好みに」
ド ス ト ラ イ ク … !!!
突然言われたドストライクに赤面した俺を
ぶっ飛ばしたのは他でもないボスさんだった
(う゛お゛ぉい!何しやがるXANXUS!!!)
(…うるせぇ。)
(こら、駄目でしょXANXUS!)
(…あ゛?)
(スペルビは私の旦那に決定したんだから)
(う゛お゛お゛お゛ぉい!!!!!!!!!!
勝手に決めてんじゃねぇぞおぉぉ!!!!!!!)
*お わ り*
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
突発的な思い付きはグタる運命なのか。
.