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□ドストライク…!!!
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「VARIAの皆さん初めまして誇虎です、
可愛ーい弟が世話になってまーす」

「うるせぇ。あと勘違いすんな、
俺は世話なんざして貰っちゃいねぇ。」

「…本当に見ない間に随分と
ふてぶてしくなったね、アンタって子は。」

「知るかカス姉貴」


…どういう事だコレは。

XANXUSの頭をぐりぐりと撫で回してる
この恐ろしい女は一体何者だ。


「う゛お゛ぉいボスさんよぉ…」

「…俺の姉貴の誇虎だ」

「何で今更ボンゴレに来たのかしら?」

「…今まで散々老いぼれから逃げていて
昨日やっと捕まったからだ。」

「ししし、今までってさぁ…?」

「本当にあの爺さんしつこいよねー?
10年以上追っかけて捕まんないなら
さっさと諦めたらいーのにって思わない?」


時間と金がかかる分だけ死体が増えるのに。

そう言って呆れながら話す彼女は
口調を除けばXANXUSそのもの。

深紅の瞳といい、艶やかな黒髪といい、
かなりの美人で、スタイルも抜群だ。

レヴィは“妖艶だ…”とか言って鼻血を流していやがる。

俺の好みにドストライクだが
XANXUSの姉貴って時点で高嶺の花。

まだ恋に落ちちゃいねぇから大丈夫だぁ…

「…よく聞けカス共、
今日からこのカス姉貴もVARIA幹部になる。
名前ぐらい名乗っ「はうあっ!!!!!!!!!!」…あ゛?」

XANXUSの言葉を遮り叫ぶヤツのの姉貴。

彼女の目線は何故か俺に。


「アンタ、名前は?」

「お、俺かぁ?スペルビ・スクアーロだぁ。」

「スペルビ・スクアーロ!」

「な、何だぁ…?」

「アンタ、私の好みに」









ド ス ト ラ イ ク … !!!









突然言われたドストライクに赤面した俺を
ぶっ飛ばしたのは他でもないボスさんだった


(う゛お゛ぉい!何しやがるXANXUS!!!)
(…うるせぇ。)
(こら、駄目でしょXANXUS!)
(…あ゛?)
(スペルビは私の旦那に決定したんだから)
(う゛お゛お゛お゛ぉい!!!!!!!!!!
勝手に決めてんじゃねぇぞおぉぉ!!!!!!!)


*お わ り*

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突発的な思い付きはグタる運命なのか。

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