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□その輝きと愛は
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深い深い闇だった。

幼い頃から私は生きる為の手段は
人を殺す事だとしか知らなかった。

邪魔な者は殺す、でなければ死ぬのは自分。

相手が何処出身のどんな身分の誰であろうと
関係無く、ただ生きる為に殺す。

5歳の誕生日の日に親を殺されて以来、
私は人殺しとなった。

親から与えられた名など幼少期の頃から
誰にも言っていない。

「名乗る」事は生きる事に関して全く
不必要であったからだ。

だから自分の名前になど執着は無かった。


そんなある日の事だ。

私の生きる血に汚れたスラム街を
“ボンゴレファミリー”という自警団だか
マフィアだかよくわからないその組織が
破壊しに来たのだ。

どうやらこのスラム街を裏で仕切る悪者共による貧困と殺戮の凄まじさを改善する為なのだそうだ。


そしてこのスラム街に銃声やら悲鳴やらが
響き渡る中、私は何もせずただひたすら
青空をぼう、っと見ていた。

暫くの間ロクに食べていない所為で
戦う気力など皆無であったのだ。


ーもう、やっと、死ねるかな。


そう思っている時だった。




「究極に大丈夫か?」




聖職者の格好をした黒髪の男性が私に
声を掛けてきた。

何故この様な所に聖職者が居るのだろうか?




「究極に痩せているではないか…!
 お前はここで生きる者か…?」


『あんたはー…』


「俺はボンゴレファミリー晴の守護者、ナックルだ。」


『ボン、ゴレ…例の組織、か。』




なるほど、そういう事か。

守護者というのが何なのかよくわからないが
一応立場は上の方の人間だろう。

堂々とした立ち振る舞いといい、
この男の纏う雰囲気からしてわかる。

まさか死に間際に聖職者を拝めるとは
思いもしなかったな。




「では次はお前の番だな。」


『…何の、だ?』


「お前の名は何という?」




一体何十年ぶりだろうか、
誰かに名を尋ねられたのは。

その何十年ぶりに尋ねてきた相手が
聖職者というのは何故か素晴らしく思えた。




『誇虎…鳳、誇虎だ。』




そう言うと男は聖職者らしからぬ
無邪気な笑顔で私にこう言った。




「うむ、誇虎とは究極に良い名だな!」




その笑顔と言葉は私が生まれて初めて感じた
太陽の様に眩しく温かい輝きだった。


*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*


誇虎はこの話を究極に1ページで終わらせたかったのだが究極にそれは無理だと判断したので究極にこれをご覧の皆様には究極に手数を掛けてしまうのだが究極にこの話を3つに分割する事にした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


…ナックル様の口真似をしたかっただけですすいませんんんん!!!

文章が変なのはその所為ですハイ。

つまりナックル様のお話は3つに分けます、
誇虎の勝手な都合上。


つかナックル様の口調わからん。


キャラアンケでリクして下さった方、
誠に申し訳ないです!!!

出来ればこの話を歪んだ愛にしたい…

20121125

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