ある日、親友に言われました。
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『無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい…かえり…たい……っはぁ…はぁ…！』
「怖いよ？！しかも息継ぎなしでよく言えたな！」
うん、頑張ったもん
すっーごい疲れたけど…、
「菜花ちゃん達、降りよう？」
「柚華行くよ！」
『いーやーだー！』
――
「お見合い合宿参加サンキュー！」
『出たぁぁああっ！』
「え？」
にかっ、と笑って登場したのは熱血馬鹿見たいな感じの人だった
やばい…！男はとくに苦手だ…！
「あ…、気にしないで下さい」
なんとか菜花がフォローしてくれた
「あ、あぁ…？俺の名前は円堂 守！」
「あたしの名前は有澤 菜花」
にこり、と笑って菜花が挨拶する
あー、可愛いなー。さすがあたしの菜花！
「お前可愛いなっ！」
「っ…か、可愛くなんかない！」
熱血馬鹿(見たいな人)がいきなり菜花は口説いた…だと？！
やっぱり男は最低だな！
「お前の名前は？」
『は？』
「だから、お前の名前だよ」
『…綺羅島 柚華…」
「よろしくな！」
『……‥‥』
「？」
誰かよろしくなんてするか！
菜花を口説いた事まだ許してないんだからね？！
「ごめんね、この子人見知り激しいの…」
あぁ…菜花…こんなやつに謝らなくても…。
ふと木野さんを見ると顔がタコ見たいに真っ赤
それに気付いたのか菜花が木野さんに声をかける
「秋？」
「っ！」
「あ、もしかして一目惚れー？」
「ち、違うよ！」
そんな真っ赤な顔しながら言われてもねー…、
「とりあえず…まずは自己紹介だな！」
自己紹介？！冗談じゃない…！
自己紹介なんてしたら……死んでやるぅぅううう！！
(だから大げさだって…、)
(あれ？今心の中で…？)
(あんたが考えてる事ぐらい分かるわよ)
(菜花！マジ愛してる！)