ある日、親友に言われました。
□02
1ページ/1ページ
――そして当日
今船に乗ってます、向かっているところは忘れちゃっt(
「柚華、大丈夫?」
『これが大丈夫に見える?見えてたらきっと眼科行く事にオススメするよ』
「分かったから、とりあえず落ち着け…!」
『落ち着け?!無理無理無理………死んじゃうよっ!!』
こんな馬鹿なやり取りをやっていると後ろから声をかけられた
「あ、あの…一緒に参加する人だよね?」
その瞬間にあたしは菜花の後ろに隠れた
「もう…柚華ったら…。ごめんね、この子人見知りが激しいもので」
「大丈夫だよ。私は木野 秋」
「あたしは有澤 菜花」
二人ともにこりと微笑みながら挨拶。菜花可愛いー!
「よろしくね!えーっと、そっちの子は?」
『…綺羅島 柚華といいます…』
「よろしくね」
素っ気ない態度をしたのに微笑んでくれる木野さんが凄く嬉しかった
「菜花ちゃん、 柚華ちゃん。そろそろ着くみたいよ?」
………マジっすか。
(菜花ー!助けてー!)
(ごめん、無理)