え、ミーハーですけどなにか?

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『え、ちょ、何でぴよの声が?!どこにいるの?!』

「何でさっきまで若だったのにぴよになるんですか。あと、隣に男湯にいます」

『…なるほど』


ぴよが名前の件はスルーですかと言ってるけどあえて無視する

マジ焦ったわ……!一緒に入ってるのかと思った。まあ、ぴよなら大歓迎だけどね。跡部とか侑士なら間違いなく殺る


「せんぱーい!!」

『お、チョタ。…つか皆いるの?』

「なまえー!俺もいるぞー!」

『がっくん、お願いだからここで飛ばないでね』

「アーン?俺様が今からそっちに行ってやろうか?」

『来たら殺す』

「なまえちゃーん(はぁt)」

『………とりあえず喋るな侑士』

「…ウス」

『ウス』


ジローちゃんと亮ちゃんが喋らないのは多分寝てるからと照れているからであろう

……それにしても熱くなってきた


「ちょ、駄目ですよ!ってゆーか、ズルいです!」

「おい本音出てるぞ」

「やったら鳳も見ればええやん?」

「で、でも…そんな事したらなまえ先輩に殺されますよ!」

『?チョタ?何が殺され……る…』

「なんやタオル巻いとるやん」


は?いやいやいや、ちょっと待て。何で侑士と跡部がいるの?


「それは男湯と女湯の露天風呂が繋がってる扉があるからだ」

『あ、そっか!なるほど!………じゃねーよ!!今すぐ消えろ!!!』

「へえ、なまえちゃんも恥ずかしがる事はあるんやなぁ、」

「なまえ先輩はミーハーですが、案外純粋なんですよ?」

『チョ、チョタまで…』

「フッ、可愛いじゃねーの」


温泉を肩まで浸かり侑士たちに背を向ける。そしてどんどん自分の顔が赤くなるのが分かる

恥ずかしくて黙って温泉に入ってると後ろからチャプンと音が聞こえてきた

ま、まさか…誰か入ってきて……!あたしが恥ずかしくて振り向けない事をいいことにチャプチャプと音が近付いてくる。その音はあたしのすぐ後ろでピタッと止まった

そして……、


「なまえちゃん、かわええなぁ。このまま俺とええ事しよか?」

『―ッ///』


後ろからハグされ耳元で甘く…そして低く囁かれた

もちろんそれは侑士に、


『き、』

「き?」

『消えろ変態伊達眼鏡!!!//////』

「ぐほっ!!」


あたしは変態伊(以下略)を今までにないくらい思いっきりアッパーをして、露天風呂急いで出た



(あーあ、だから言ったのに…)






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