え、ミーハーですけどなにか?

□06
5ページ/7ページ







「ってわけで部活やるでー!」

『え、蔵いつからいたの?』

「ついさっき来た。都合上で飛ばされた」

『…ドンマイ、』





『おーっ皆氷帝に負けないくらい凄いなー!』

「浪速のスピードスターがいるっちゅー話や!」

『謙也はそれしか言えないの?』

「んーっエクスタシー!」

『君も』

「んんーっエクスタシー!」

『一個、"ん"が増えただけじゃん!』

「エクスタシー!」

『減らせばいいってもんじゃねーよ。あと"エクスタシー"ってちょっとエロいよな』

「今それ言う必要あったんっすか?」





「超ウルトラグレートデリシャス……、」

「ちょっ金ちゃん!それやったらあかn」

「大車輪山嵐!!」


――どっかーん!


『…っげほ、』


今なにが起こった?


「なまえー!ワイの技見ててくれたかー?!」

『あ、うん!かっこよかったよ(にこり)』

「金ちゃーん!あかんって言ったのに……悪い子には毒手やなあ?」

「ひっ…いややー!ワイまだ死にとうないー!」

『?』


蔵が手の包帯しゅるり、ととれば顔を真っ青にして逃げ出す金ちゃん


『蔵、毒手って…?』

「あーでも言わんと金ちゃんがおさまらんのや」

『つまり嘘だと』

「おん。それより大丈夫やったか?」

『あっ平気平気、このくらい!』

「なら良かったわ」



(小春ー!ワイ病気になってもうたー!)
(あら、金太郎さん。病気?)
(あんな!なまえの笑顔見ると胸がドキッするねん!)
(((?!)))
(それは恋やね!)
(鯉……?)






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ