え、ミーハーですけどなにか?
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『…っ分かんねぇぇええっ!!』
さっそく道に迷いましたが、なにか?
一回行った事あっても忘れるんだよ ちくしょう…!!
人に道を聞くか…。
「浪速のスピードスターがいるっちゅー話や!」
もうスピードでなにか来た
そして…看板?にぶつかった
『…大丈夫ですか?』
「大丈夫や。本当に当たったわけやないし」
『はい?………って謙也?!』
「ん?なまえ!なんてここ(大阪)に?!」
まさか謙也に出会うとは思わなかった
これで四天宝寺中に安心していける
『蔵に呼ばれて4日間だけ遊びに来たんだ!』
「そ、そうなんや…」
『?顔赤いよ?…あ、もしかして!あたしに会えたのが嬉しi』
「ぜ、絶対ありえへんわ!」
『そこまで否定しなくても…照れ屋さんなんだから!』
ヘタレなのは相変わらずだね
お姉さんある意味安心したよ!
『あ、そうそう。四天宝寺中ってどうやって行くんだっけ?』
「…ははっ!おもろいボケやな!さすがや!」
『は?ボケ?』
「?だって目の前にあるし、校門の前やからボケやってるんやろ?」
………マ ジ か !
そっかここお笑い学校やったわぁ。
おっといけない、つい関西弁が
『そうなんだ、面白かったでしょ?』
「おん!」
『あー、謙也かっこよくなったね』
「?!」
お姉さん惚れそうだわ、と付け足すとますます顔が真っ赤になる謙也
やっぱ純粋最高だな!
(前より速くなったね。さすが浪速のスピードスター!)
(へへっ…やろ?)
(か、かわええ…そうや、手を繋いで行こ?)
(おおおおん。あっ自分地味に関西弁になっとるで?)
(…大阪にいる間だけ関西弁になるわ)