輪廻は巡る
□第三夜
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姫華はたった今黒主学園に来ていた
『ここが学校?広い…』
姫華は学園の校門の前にいた
師匠が迎えが来るって聞いたけど誰が来るのかな?
「優姫そんな所で何して…違う…お前は…姫華か…?」
『…零なの?』
零…今優姫って……
「お前…帰って来てたのか」
『うん、昨日ね…』
「そうか…ところで姫華…「零!今日、転入生が来るらしいから迎えに行けって」……」
『……!』
この子…が……まさか…
「貴方が転入生の雪野姫華さんですか?」
『はい、雪野姫華と申します』
「私は黒主“優姫”です理事長に頼まれてお迎えにあがりました」
優姫…私の姉の名も優姫…
本人なのか知るすべは私にはない
聞いた所で何も覚えてないはず…
『よろしくお願いします、優姫“さん”』
「こちらこそよろしくお願いします」
「ほら行くぞ」
『そうね理事長さんをお待たせするわけにはいきませんから』
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