輪廻は巡る

□第三夜
1ページ/5ページ


姫華はたった今黒主学園に来ていた


『ここが学校?広い…』


姫華は学園の校門の前にいた



師匠が迎えが来るって聞いたけど誰が来るのかな?



「優姫そんな所で何して…違う…お前は…姫華か…?」


『…零なの?』


零…今優姫って……


「お前…帰って来てたのか」


『うん、昨日ね…』


「そうか…ところで姫華…「零!今日、転入生が来るらしいから迎えに行けって」……」


『……!』


この子…が……まさか…


「貴方が転入生の雪野姫華さんですか?」


『はい、雪野姫華と申します』


「私は黒主“優姫”です理事長に頼まれてお迎えにあがりました」


優姫…私の姉の名も優姫…


本人なのか知るすべは私にはない

聞いた所で何も覚えてないはず…


『よろしくお願いします、優姫“さん”』


「こちらこそよろしくお願いします」


「ほら行くぞ」


『そうね理事長さんをお待たせするわけにはいきませんから』













次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ