第3章 -タイトル未定-
□3章22話 -サテライト-
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潤「頼む。ダークナイトと話をさせてくれ」
切実に精霊との対話を願う。
雅「…っ」
智「松潤……」
熱意のこもった松潤のその瞳にリズがこう零した。
リズ「松本さん、あの様子だとかなり焦っていたようですね」
サニア「そうね」
マシロ「紫の子は責任感が強いからね。周りのみんなが着々と精霊を手に入れるにつれ徐々に焦りも出始めたんだろう」
サニア「……」
リズとマシロの間にいるサニア。
彼女の口が静かに開口する。
サニア「ずっとプレッシャーを感じていたのよ、彼は」
リズ「え?」
マシロ「プレッシャーを?」
潤『サニアさん』
サニア『?』
潤『ちょっといい?』
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