第3章 -タイトル未定-
□3章13話 -拙陋-
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久し振りに来たサマール。
しかしそこである問題が起きていた―――。
男性「獣はとっととこの街から出てけ!!」
女性「そうよ!二度と来ないで!」
雅「ちょ、ちょっとみんな……落ち着いてよ!」
街の人を必死で雅紀が宥めるもその効果はないに等しかった。
カイウス「行くぞ、ルビア」
ルビア「あ……。う、うん…」
ザッ。
カイウス「!」
茶髪(一部、白)の少年の前に、誰かが立ちはだかる。
行く手を遮ったのは松潤だった。
潤「素直に街を出るなよ。何も悪いことしてないんだから」
カイウス「……あんた……」
ルビア「――…」
ルビア「あ、あの……!」
潤「ん?」