第3章 -タイトル未定-
□3章12話 -獣化する者-
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無事に依頼品である聖獣の角を手にした雅紀達。
早速依頼者である行商人に届けようと、大野が保管する端末を用いてギルドに報告した。
デュラン{それじゃ、その角を持って、悪いけどサマールまで来てくれないか?}
潤「今、サマールにいるんすか?行商人さん」
デュラン{あぁ。ちょうど今、ギルドに来ていて一緒にいるよ}
雅「なら、早いとこサマールに行かないとね!」
和「安心して下さい。サマールなんて飛行艇でひとっ飛びですよ」
デュラン{そうか}
翔「飛行艇に乗るのか……」
アリス「もうお姉ちゃんの荒い操縦、本当勘弁〜ι」
智「確かに荒いな」
潤「つか、いい加減慣れろι」
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サマールのギルドの扉を開ける。
開けたのは雅紀だった。