第3章 -タイトル未定-
□3章10話 -森での戦い-
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敵はルークに向かって鋭い爪を剥き出しにし、襲いかかろうとする。
翔は直ぐに剣を腰の鞘から引き抜くと全力で駆け出した。
雅「!? 翔ちゃん!?」
剣を振り、敵を一刀両断する。
ティア「…っ」
ルーク「お、お前……」
鮮やかな剣捌きに目を丸くして息を飲む。
翔「はぁ…」
翔は一息吐き……カシンと剣を鞘に収めて振り返った。
翔「危なかったな」
ルーク「……」
ルーク「…ありがと……な///」
ティア「私からも礼を言うわ」
翔「!」
ティア「ありがとう」
雅「翔ちゃん!」
翔「あ…」
仲間が息を切らして走って来た。
翔「みんな」