07/29の日記

00:55
【ミヤケンの地学】レンコンだとかフル〇〇だとか

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 こんばんわ(^.-)★










 《ぎゃるり・ど・たぶろ》のほうに書いたんですけど、

 秩父で見てきた↓この石‥ でこぼこしているけど、いったいどこが「漣痕」なんだって、ツっコミが。。。







∇記事(漣 痕)⇒:
荒川の碧き流れに(40)






 それでは、↓こちらの写真を見てくださいな:







 これは、風でできた模様ですけれども、砂浜の砂に波形の平行模様がたくさんできています。これが、“非対称漣痕”のモデルになります。

 波の形から見て、かぜはこっちから向こうに吹いてった感じがしますよね? 波の山は、こっち側のほうが幅が広くて、向こう側のほうが狭くて傾斜が急に見えますからね。

 そうすると、↑上の写真の岩も“非対称漣痕”で、潮の流れは、左上から右下へ流れていたように思えます。

 (上とか下とか... 岩を露頭から切り出してしまったら、どの方向だったか分からなくなってしまうんですよね。。。 古潮流の方向が復元できれば、どのへんに海岸があって、湾のかたちがどうなっていて‥ といったことも想像できるはずなんですけどね)



 ん? その寝っ転がってる男は、なぜ脱いでるのかって? ‥それはあまり気にしなくていいんですw...






 しかし、それにしても、↑上の写真の岩の漣痕は、ずいぶんとデコボコがありますね...

 それも、なんとなく想像できます。砂浜海岸や、川の砂浜で泳いだ時のことを思い出してほしいんですが、

 水の中の漣痕は、ただの平行線ではなくて ‥平行模様が二つ重なった網の目のような形をしていることがありませんか?

 深く大きな平行縞模様に、浅い平行縞模様が重なると、二つの山が交わったところが高くなって、デコボコのある波形模様ができます。そういう痕なんではないかと...

 これ、まったくシロウトの当て推量ですから、ちがっていたら、ごめんなさい←




 でも‥ とにかくそんなふうに考えてみました。



  



 これは↑、水の波ですけれども、2つの波が重なって、網の目の模様ができています。こんなふうにして、上の岩の“漣痕”ができたのではないかと...






 ところで、このようにしてできる“漣痕”は、海底の砂の上にできた模様が‥ その砂がそのまま砂岩になって固まるわけですから、むかしの海底のようすをそのまま見ていることになります。

 この点は、まえに《山中地溝帯》で見た“グルーヴ・キャスト”とか“フルート・キャスト”とかいうものとは違います。“キャスト”は「鋳型」ですから、海底の泥の上に掘れたスジそのままではなくて‥ その上に積もった砂が“雌型”になって、凹凸が逆になった砂岩の表面模様を私たちは見ているわけです:



∇記事(浦島沢の流痕)⇒:
荒川の碧き流れに(28)





 ‥‥というわけで、地学というのはなかなか奥が深い。それにしても暑い。暑くて、あたまん中は真っ白で、なにがなんだかもうわかりません... まだ残暑の厳しい9月はじめに、こんな難しい話をしながら朝から晩まで歩いたんですから、宮沢賢治も関豊太郎教授も、勤勉を通り越して、ゼツリンのマニアとしか思えませんなあw







  ぜえぜえ。。。。。。















ばいみ〜 ミ


 
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カテゴリ: 宮沢賢治

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