09/29の日記
06:02
【BL週記】しづみ往く欠け端
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しづみ往く欠け端に
しづみゆく あなたは 銀盤の向かう
なだれゆく大地は 思慮を逃れ去る
かかげられたる舊(ふる)きしるし 幻日の澄明
激情も ノスタルジアもなく;
遠ざかっても遠ざかってもなおそこに動かない
空明の圓(まろ)き窗(まど) 西湖の涯の砂
あなたの灯りは みなそこの影を沸きたたせ
宋の元豐中 そぞろの歩みは星霜を超え
濡れた砂地に 猶ほその大きさで刻されてゐる.
こんばんは_^)ノ
おとといが十五夜だったそうで...
気づいたのが遅かったので、とても空など見上げている余裕はありませんでした。。。
もう朝5時を過ぎてますけど...,まだ真っ暗だから夜ですw
きょうはまた、おぼろな雲の間を縫いながら、いざよいの月が流れています。
ほんとうは、動いているのは雲のほうなんですけどね。。。 月が雲の間を浮いて、流れて行くように見えてしまいます。
これ、《オブジェと背景》の関係 ─── 人間の眼の癖‥‥認識の枠組みなんだそうです。
ところが、それが空間ではなく、時間のことになると、動かないのは生きている人間のほうで、時間と世界のほうが動いて流れて行くような気がするからふしぎです。
ほんとうは、人間でも動物でも、社会も、天体も、‥いつも動いて変化しているのは、それらのもので、時間が“流れている”わけではないのに、
人は自分は動かないと思ってしまうので、感情移入した他の人間や、生命や天体も、そこにずっとあると思いがちなので。。。 “時間”のほうが“流れる”という《頭の錯覚》が起きてしまうのだと思います。
そういうわけで、“永遠不変のもの”は、あるような、ないような。。。 自然界、自然の宇宙に“永遠”はなくとも、人間が言葉を継承して人間の社会が続く限り、“永遠”はつづくのかもしれません......
あなたはいつもそこにいるし‥
それは驚きでもなんでもない ただたんに
人間たちは あなたの存在を忘れているだけ
ラ・エテルヌーロ ── 永遠なる者
あなたは私たちを忘れることがない
ばいみ〜 ミ彡
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