09/01の日記
18:49
【BL週記】ラテン語の辞書を探さなきゃ
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こんばんは_^)ノ
めっきり涼しくなりましたが‥
今度は、毎日雨が降ってうっとうしいですね。洗濯物が乾かない...
暑くても晴れてるほうが、ぼくはいいです。ひきこもりの同居人は、晴天でも厚いカーテン閉めきってますが。。。
「ラヴォアジェ」の連載で‥ フロギストンが分からなくて四苦八苦してますよ〜
フロギストン説を唱えたシュタールなんて、日本語の本には、たいしたのがないんですね。訳書も、あの田中豊助先生のが1冊あるだけ───たいへん貴重な1冊ですが... 遺憾ながら、原書と対照して読んでみると、誤訳だらけです。。。
「それにしても、この自然の原子が何故、無生物の中に(生物に比べてより多く)存在するのかは難問と思わざるを得ない。すなわち、最小の粒子の元素あるいは元素の群がそこで特殊な割合で、すなわち特殊な関係をもって互いに結びついていることである。」(シュタール,田中豊助・他訳『合理と実験の化学』,p.15)
↓
「ある人々〔ボイルなど、機械的原子論者を指す───ギトン注〕が、物理的原子なるものによって難問を持ち出すのは、不可解なことである。かれらは、生物から類推して、無生物にも“最小の部分”があるのだと言う。元素、あるいは元素群が、そこで特殊な割合で結合していると言うのだ。」("Hymia rationalis et experimentalis" からギトン訳出)
(ドイツ語の接続法第1式は間接説話だってことです‥)
こんな調子で、1冊まるまる最後まで直して行くなんて。。。 やってられませんや...
それでも、自分で翻訳しようとしたらもっとたいへんなわけで‥ やはり田中先生の御訳業を利用させていただくからには、頓首再拝、ひれふしておがまなくちゃいけません‥
それにしても、この本を1冊読んでも、かんじんの「フロギストン」は、どこにも出てこない!
「フロギストン」って、ほんとにシュタールの説だったの?? ‥て言いたくなる状況です...
今は、ネットにもシュタールの原書が続々とPDFでアップされてまして、ふるものの(マイクロソフトに見離されたXPの)ギトンのパソコンをだましだまし‥閲覧してみると‥
ようやく、索引に「フロギストン」がたくさん出てくるシュタールの本にめぐり合いました(^.^)o
ところが、なんとそれはラテン語の本なのであった!
なるほど、ラテン語なら、フランスの学者にはドイツ語より読みやすいに違いない。フロギストン説がフランスに広まったのは、こういうウラがあったのか。。。 ふむふむ φ--)。
‥なんて感心してる場合ぢゃありません
ラテン語なのだ(^^;)
18世紀のフランスの学者には読めても、日本のギトンには読めませぬ。。。
ラ英辞典、ラ独辞典、ラテン語のちっちゃな文法書、‥みんなうちにあったはずなんだけど、寝室に積み重なってるフトンと埃のどこかに紛れちゃってるらしくて、みつからない...
ラテン語っていえば、ギトンには思い出深いんですねえ‥
駿河台下の、三省堂書店と交差点はさんで向かいの、文庫本と、(当時)1冊5円で山にして売ってるゾッキ本が専門の古書店(今でもあります)の、その1冊5円の中に‥‥(50円じゃありませんよw)‥‥、『羅甸語四週間』を見つけて買ってしまったんですねえ...
触ったら崩れてしまいそうなザラ紙だし、‥「羅甸」なんて字は読めません。読めない字だから面白がって買ったんですw たしか中学1年の時でした。
で ‥めくって行くと...
Cornēlia et Jūlia コルネーリアとユーリア
Cornēlia flōrem pulchrum amat. コルネーリアは美しい花を愛す。
Cornēlia et Jūlia puerum pulchrum amant. コルネーリアとユーリアは美しい少年を愛す。
こんな例文が出たあとで‥
rosa rosae rosae rosam rosā rosa rosae rosārum rosīs rosās rosīs rosae ☆
なぁんて一覧表があるですよ。
☆(注) 名詞 rosa (薔薇) の格数変化。それにしても、例文といい、そのあとの薔薇といい、意味深だったんぢゃね?‥この本のせいでゲイになったとは言わないけどさ。。。
もちろん、覚えたりはしません。おもしろがってページをめくるだけです。。。
それ以来、ラテン語にはオタクの興味を持つようになって... 一度も、まともに習得しようとしたことはないですね。
とにかく、読まなくちゃならんのですよ。。。 んん... めんどい(><)
同居人は、まだ起きないね。枕元に出したヨーグルトを冷蔵庫に戻さなくちゃ...
ばいみ〜 ミ彡
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