ゆらぐ蜉蝣文字



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第7章 オホーツク挽歌 完結!!

 【63】〜【74】


7.31.花巻──
8.1. ──青森──函館──
8.2. ──旭川──稚内──
8.3. ──Корсаков──Старо-Дубское
8.4. Старо-Дубское──Южно-Сахалинск
8.7. Южно-Сахалинск──Корсаков──
8.8. ──稚内──
8.9. ──札幌──
8.10.──小樽──
8.11.──函館──青森──盛岡──
8.12.──花巻


第8章 風景とオルゴール NEW! 完結!!

 【75】〜【88】


「輝く」「光」「海」の連発、海外へ勇躍し、そこに新しい文化をうち立てるといった日本の新時代のイメージ‥、かつての時期の賢治の「熱した精神の高揚」は、ナショナリズムと結びつき、彼の意思は体制や世論の側にあった。

「男らしい」とは、そういった社会的、政治的な成果を上げる生き方を指している。

「雲とはんのき」は、そういった「男らしさ」からの方向転換を示す心象スケッチである。「男らしさ」への道は、徴兵検査不合格や家業の継承、東京での信仰の生活からの帰郷などいくつかの壁に阻まれて実現せず、彼を内省に導くことになった。

今、賢治はそれら特異な時代の表徴を想起しながら、1918,9年時点の熱した自己の姿を脱し、醒めた目で独自の道を歩み始めようとしている。『春と修羅』第2集においては、タブー視されていた女性の世界への扉が開かれ、よりトータルな心象の世界が開けていくことになる(秋枝美保)
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第9章 《えぴ》 NEW!

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  あとがきです。。。



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