ゆらぐ蜉蝣文字
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□はじめに 完結!!
まえがきですな 。。。 えヽ ほんのツリツクですな 。。。 ちよつとした泥炭のツリツクですな 。。 おまへこそ鏡を見ろ
鏡鏡
ジユグランダー 鏡鏡 を吊るし
□改 題 完結!!
宮沢賢治の詩集『春と修羅』の出版、改訂、続編についての説明
□序説 宮沢賢治の《いきいきとした現在》へ 改訂完了!
《心象スケツチ》論序説。
賢治詩の“ひみつ”を、とことん探ってみました!!
□第0章 いんとろ 完結!!
【1】〜【8】
『春と修羅』に関する8篇の論考を収めます
ラツコの毛皮が紛れ込んでゐるかもしれませんぜ
□第1章 春と修羅 完結!!
【1】〜【20】
雪ののはらから おおぜいのはだかのこどもたちが
電線のオルゴールをなびかせながら まちを目指して駆けてゐます
.
□第2章 真空溶媒 完結!!
【21】【22】
夜明けにはまだ早いといふのに 銀杏のえだには、たくさんのガラスの若者たちが
ゆげのたつからだから甘い匂ひのする雫を ゆらゆら蒸散させてぶらさがってゐた
.
□第3章 小岩井農場 完結!!
【23】〜【32】
賢治にとって小岩井駅から農場までの道のりを歩きながら心象をスケッチしていったのは嘉内を追い、嘉内を自分の中にとり戻すための道でありそして自分の歩く道、つまり、真実の道の確認のためでもあった。
かつて「絶対真理」のために生きるという決意を互いに語りながら歩いたであろうこの道は、二人の友情の原点に帰る道であり、又嘉内を取り戻す道であり、自分の目標に到る行程でもあった。(菅原千恵子)
□第4章 グランド電柱 完結!!
【33】〜【51】
野原はすがすがしくなったので 花巻グランド電柱の百の碍子にあつまる雀
体操の時間になって服を脱がすと すっぱだかになる生徒がたくさんゐた(森荘已池)
□第5章 東岩手火山 完結!!
【52】〜【57】
人間の意識の深奥は、不可知の混沌たる暗雲を突き抜けた虚空で、一つの明晢な世界を持っているのではないか。
ランボオと賢治は、そこまで登りつめて、そこで、架空の、気圏のオペラを演じた‥
教師となって約10ヶ月、「東岩手火山」でようやく社会生活そのものがスケッチの対象とされ、“気圏オペラの役者”は衣装をすてて観客の中へおりていきます‥しかし、賢治がオペラの舞台を降りるのは、ランボオのように詩の世界と訣別するためではなく、むしろ新たなオペラを地上で演ずるためでした(栗谷川虹)
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□第6章 無声慟哭 完結!!
【58】〜【62】
妹の臨終から翌年6月の岩手山登山行まで、作品日付は半年以上のブランク。
その間、トランクいっぱいの童話を直し、東京の出版社に持ち込んで断られ、映画三昧、横浜のペントハウスに泊まり込み(?)、オペレッタ脚本2作を書き、生徒に練習させて上演‥
ひのきのひらめく六月に
おまへが刻んだその線は
やがてどんな重荷になって
おまへに男らしい償ひを強ひるかわからない
⇒⇒第7章 第8章 第9章
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