闇に生きる者

□発見
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アンコ「…あ、来たわね」


イバ「死体処理完了しました」


アンコ「あのさ…ちなみに遺体は?」


『全部食べちゃいましたけど?』


アンコ「えっ!?



これは冗談じゃなく本当の事だ

死体は全部俺達が美味しく頂いた



イバ「結構美味かったな」


『あの中でもアイツは…』


アンコ「わかった!もういいわ…ありがとう」



驚きすぎてか少々眩暈がしているアンコを放っておいて

俺とイバラはナルト達が居る所へと向かった



『じゃあ、行くかイバラ…』


イバ「そうだな…次は第三試験か」


『楽しみだなイバラ』



今回はどうやら第三試験の予選が行われるらしい

…と、アンコが言っているのを聞き流しながら歩いていると


一人の暗部が俺の目の前に現れた



『…何か用ですか?』


暗部「暗月とイバラだな?火影様がお呼びだ」


イバ「火影様が…」



俺とイバラは指示された場所に向かった


そこは第三の試験の予選会場で

もう試合は始まっている所だった


ちなみにサスケが戦ってるらしい



三代目「…待っておったぞ、暗月にイバラ」


『火影様、話…とは?』


三代目「実はの…第三の試験に月影殿も来てほしいんじゃが
何故が連絡が取れんでの…困っとるんじゃ」


『…そう言う事ですか、なら僕が直接お伝えに行きましょう』


三代目「そうしてくれるとありがたい」


イバ「…今じゃなくてもいいですよね?
始まるのは一ヶ月ほど後でしょうし」


三代目「あぁ…では頼んだぞ」


『御意…』



俺達は三代目火影から離れて

ナルト達が居る所へと向かった



『まずは試合を見よう、我愛羅も居るから楽しみだ』


ナル「あ、暗月にイバラ!どこ行ってたんだってばよ?」


イバ「どこでもいいだろう、俺達は参加していないしな」


ナル「え、そうだったの!?」


『まぁな……ん?』



俺は周りを見渡した

それを見たカカシは不思議そうに尋ねた



カカ「どしたの暗月?何か落としたのか?」


『いや…あのカカシさん、中忍試験に光隠れの忍って参加してました?』


カカ「あぁ…そういえば居たな……
でも途中で棄権したはずだぞ、確か仲間が死んで」


『…なぁイバラ、そいつ等の名前って何だ?』


イバ「確か、明日無と明日火だ」


『中忍試験はスリーマンセルだから…死んだのはその二人以外の奴だろうな』


イバ「だろうな」


カカ「…?」



俺とイバラが小声で話し合っていると

もう試合は終わっていたようで、カカシがサスケの傍へ行っていた


きっと呪印を封印するのだろう



『イバラ、俺ちょっと行ってくる』


イバ「…あぁ、わかった」



俺はサスケとカカシの傍まで行き

カカシに向かって呟いた



『呪印の事なら俺の得意分野…封印手伝いますよ』



それを聞いたカカシは驚いていたが了承してくれた

可愛いのは雰囲気だけじゃないのな


ちなみに次の戦いは油女一族の奴と音忍の奴らしい


虫はあんまり好きじゃないから見なくて正解だ



カカ「こっちだ…」


『サスケ、おぶってやろうか?』


サス「いらん、自分で歩く」


『何赤くなってんだよ〜』


サス「なってない!痛っ」


『バーカ』


サス「このやろ…」


カカ「はいはい、じゃれないのー」





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