闇に生きる者

□木の葉崩し
2ページ/4ページ





焔「着きましたよ、闇夜様」


『ん?あぁ…その様だな』



俺は木の葉隠れに着くまで焔の影に居た

何故かというと、最近寝てなかったからだ


放置していた月影の仕事が山ほどあったんだ

実際に書類の山が五つ



死ぬかと思った、死なないけども



俺は焔の影から出て、木の葉隠れの門を潜った



イズモ「あ、お待ちしていましたよ月影様」


コテツ「本選会場はあちらです…俺達は忙しくて案内できませんが……すみません」


『ご苦労……あれだな、行くぞ』


焔「了解です」



俺の月影衣装は火影のとほとんど同じだ

フードを深く被っているから多分顔は下から見ないと分からないだろう



焔達は俺を守りながら誘導してくれる

本当に優秀で忠実なペットだ



「おわっ!?」


『…ッ!』



一人の人間が俺にぶつかった

よく見るとそいつはナルトだった



ナル「いてて…」


『大丈夫か?』


ナル「大丈夫だってばよ…」


地「大丈夫でしたか、月影様?」


ナル「月影ぇ?んー…火影みたいなもんなの?兄ちゃん」


『俺は闇隠れの里の長だ』


ナル「へぇー…すげぇんだなァ!」


水「さぁ月影様、そろそろ行きましょう」


『そうだな……またな、中忍試験頑張れよ』


ナル「おぅ……え!?何で知ってんの…って居ねぇ!!」



俺はナルトを振り切って本選会場へ急いだ


角を曲がるとまた誰かにぶつかった

今日は何だ、出会いの日かッ



「あ、すいません…」


『?…ちょっと待てお前』


「…何ですか?」


『その顔…どこかで見た気が……名は?』


ノア「うちはノア…です」


『うちは一族…?』



そのノアと言う男の子はうちは一族と言ったが

髪の色は紫色…明らかに呪乱一族の髪だ


瞳も写輪眼ではないのに赤い…紛れもなく呪乱一族だが


少々たれ目で…どこか兄さんの顔に似ている



気のせいか



『ちなみにお前はどこへ行くんだ?本選会場は反対方向だぞ?』


ノア「サスケ兄ちゃんが居なかったから……」


『サスケ?…出てると思うが?』


ノア「だっていなかったもん」


『いや、出るんだ…きっと途中で来るだろう』


ノア「…ホント?」


『本当だ』


ノア「じゃあ見に行く」


『あぁ、行きな』



ノアは本選会場へと走って向かった

俺は地を近くに寄らせて命令をした



『あのうちはノアと仲良くなって色々聞き出せ、いいな?』


地「御意です」



地がノアの後をついて行ったのを見て

俺達も本選会場へと向かった





.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ