闇に生きる者

□仲間入り
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カカ「そうだな…まず、人も増えたことだし
自己紹介でもしてもらおう」


サク「どんな事を言えばいいの?」


カカ「…そりゃあ好きなもの嫌いなもの…
将来の夢とか趣味とか…ま!そんなのだ」



将来の夢って…俺達もう大人だけど

まぁ今は子供だし、適当に答えればいいか


やっぱりやめておこう

俺達の夢はもう無い



ナル「あのさ!あのさ!それより先に先生
自分の事紹介してくれよ!」


サク「そうね…見た目ちょっと怪しいし」


カカ「あ…俺か?俺は、はたけカカシ
好き嫌いをお前等に教える気はない!
将来の夢って言われてもなぁ…ま!趣味は色々だ」


サク「ねぇ…結局分かったの…名前だけじゃない?」



なら最初から名前だけ言っとけばいいじゃないか!

と心の中で叫んだが届く訳もない



カカ「じゃ、次はお前等だ
右から順番に…」



最初はナルトの自己紹介から


俺は左から二番目で

イバラが一番左だから最後ら辺だな



ナル「俺さ!俺さ!名前はうずまきナルト!
好きなものはカップラーメン!
もっと好きなものはイルカ先生におごってもらった一楽のラーメン!!
嫌いなものはお湯を入れてからの三分間!
将来の夢はァ…」



本当にラーメン好きなんだな

ナルトだもんな


あれ?ラーメンにナルトって入ってたっけ…?



ナル「火影を超す!!
ンでもって里の奴等全員に俺の存在を認めさせてやるんだ!
…趣味はイタズラかな」



カカ「…次!」



ナルトの趣味にツッコミを入れたいが

何とか抑え込み、サスケを見る



サス「名はうちはサスケ
嫌いなものは沢山あるが好きなものは別に無い
それから…夢なんて言葉で終わらす気はないが野望はある!
一族の復興とある男を必ず…殺す事だ」



ある男とはイタチの事だろうな

そりゃあイタチが憎ませる様にしたとはいえ…ね


はてさてサスケがイタチの真実を知ったらどうなる事やら?



というか実の兄を「あの男」と呼ぶな

俺だってそう呼んだ事ないのに、まぁ仕方ないか



カカ「…じゃ次、そこの女の子」


サク「私は春野サクラ…好きなものはぁ
…ってゆうかぁ好きな人は…
えーっとぉ…将来の夢も言っちゃおうかなぁ…
キャーーー!」



チラチラとサスケを見てたからきっとそうなんだな

本当に女子は分からん


そして嫌いだウザイ



サク「嫌いなものはナルトです!
趣味はぁ…」



…何だこれコントか?

どいつもこいつも馬鹿ばかりだな


ナルト落ち込んでないか?



カカ「ハァ…じゃ次!」



俺の番か、何を言おう?

人の驚く顔好きだから、面白い事でも言おうか?



『俺は呪乱暗月…好きなものは仲間と親友と兄
と可愛いもの、嫌いなものは人間
夢はもう無い、趣味は秘密

ちなみに俺上忍だから』



「「「え…!?」」」



皆、目を見開いてる

面白いな



カカ(この歳で上忍になる奴は中々いない…謎だなこの子達
それにしてもこの暗月って子…どこかで…?)


サク「えぇー!暗月さん上忍だったんですか!?」


『まぁな…俺達はお前らの護衛だ
特にナルトとサスケ』


ナル「俺ぇ!?…何で?何で?」


サス「…俺もか」


『もう知ってんだろ?理由』


ナル「……なんとなく」


サス「……」



皆暗い表情をする、ナルトは俯いた

カカシが空気を読んでか話を戻した



カカ「はいはい、まだ自己紹介は終わってないよー
…最後、言っていいよ」


イバ「…うちはイバラ、それが俺の名だ
好きなものは…稲荷寿司、嫌いなものは白子
夢などくだらないものは無い!趣味は言わない

…それと俺も暗月と同じ上忍だ」


サス「……うちは…」



カカ「よ…よし!自己紹介はそこまでだ
明日から任務やるぞ」


ナル「はっどんな任務でありますか!?」



ナルトがふざけて敬礼する

立ち直り早いな


流石は人柱力…?



カカ「まずはこの四人だけである事をする」


ナル「何?何?」


カカ「…サバイバル演習だ」


ナル「サバイバル演習ゥ?」


サク「演習なら忍者学校で散々やったわよ!」



サバイバル演習か

ククッ楽しみだな


俺が笑ったら皆が少し引いた様な気がした

イバラを見ると少し微笑んでる



可愛すぎる和んだ



カカ「相手は俺だが…ただの演習じゃない」


ナル「じゃあさ!じゃあさ!どんな演習なの?」


カカ「ククク…それは明日のお楽しみ☆」



ウインクしたぞ、片目しか見えてないのに

普通に目閉じただけみたいだったな



ナル「何だよそれェー!!」


カカ「まぁまぁ……明日説明するから
忍具一式持ってこいよ?

あと…飯は抜いてこい、吐くぞ」


サク「そんなにキツいの!?」


カカ「まぁな…それじゃ、解散ネ」



そう言うとカカシは瞬身の術で消えた

と、同時にナルトの腹が鳴った



ナル「あー…なぁなぁサクラちゃん
一緒に一楽に行かn

サク「嫌だ」

そんな即答しなくてもォ」



ナルトが泣いた

本当に女は嫌いだ


仕方ないなナルトの奴



『俺で良ければ行ってやるぞ』


ナル「いや、いいってばよ…」


『…折角奢ってやろうと思ったんだが』


ナル「よっしゃあ!行くってばよ暗月ィ!


『はいはい…』



何なんだアイツ

まぁいいか、考えるの面倒臭い


俺は一楽へ走って向かうナルトを

ゆっくりと追いかけた



サス「…おいお前…ちょっと来いよ」


イバ「?…何だ」



イバラもサスケに連れて行かれていた…





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